【クロケット&ジョーンズ】イギリスの高級ブランド革靴を評価

クロケット&ジョーンズは世界中で最も多くの木型の種類を有している英国最大のシューブランドである。世界各国のブランドからOEM生産を受けていることでも有名で様々な技術を持った熟練された職人がつくる革靴。

デザインだけでなく「足を守る」という靴本来の目的を徹底的に追求されている。120年以上続く変わることのない伝統的な製法は現代でも受け継がれている。

クロケット&ジョーンズの特徴と種類

最大の特徴は世界でもトップとも言われる木型の種類の多さだ。

木型は世界中のファッションブランドからの支持も厚い。価格帯は決して高いものではないのだが、20万円以上のハイブランド革靴にも引けをとらない品質。また徹底された伝統的な製法で、靴1足を作り上げるのに2ヶ月以上も要する。OEM生産による技術をそのまま受け継ぐのではなく、自社でさらに改良してオリジナル技術として成長し続けるブランドである。

木型(ラスト)とは

木型(きがた)とは靴を製造するための原型の形を型どったもので、靴のデザイン、機能を決める重要なもの。「ラスト」とも言う。クロケット&ジョーンズがこの木型を世界で最も有しているという意味が何となく理解できると思う。

それだけ自分に合う靴が見つかりやすいということでもあるし、各国のシューメーカーがクロケット&ジョーンズに木型を求めに来るということである。

クロケット&ジョーンズの代表作

チャートシー

チャッカブーツは50年前から製造されているクロケット&ジョーンズの代表作。英国ブランドらしく、ブーツタイプでありながらタイトで全体の締り・シルエットがよく見えやすい。甲が低くフィット感が良い。スウェード生地の革靴ならクロケット&ジョーンズのチャッカブーツがおすすめ。

オードリー

クロケット&ジョーンズの中でも「HANDGRADE」と呼ばれるハンドメイドクオリティのモデルを取り揃えた最上級ラインがある。その中でもこのAUDLEY(オードリー)はブランドを代表するストレートチップシューズとして知られている。高級なカーフレザーを用い、イギリスブランドらしい堅牢さとダイナミックな存在感を兼ねそなえた革靴。

フォーマルな中に他とは違う革の輝きや製法の緻密さがあるため、カジュアルな服装でも非常に合わせやすいのが特徴。

ローンズ

ダブルモンクストラップタイプの「Lowndes(ロウンズ)」はHANDGRADEではないが納得の仕上がり。モダン&スタイリッシュなデザインであるためクロケット&ジョーンズの中でも人気が高い。

キャベンディッシュ

タッセルローファーのキャベンディッシュはカジュアルコーデで非常に合わせやすく、若い方以上に実は年配の方々に人気が集中。口が浅いのでソックスでオシャレに決めたり、パンツのデザインによってまた見栄えを変えられる。少し上級者向けだが、オフィスカジュアルの現場でも探せば履いている方が結構いるので、取り入れてみてはいかがだろうか。

クロケット&ジョーンズはどんな人に向いている?

クロケット&ジョーンズは「革靴ブランド」というより「メーカー」としての性質が高く、展開している裾野が広すぎるため一概には言えないが、全体的にスタイリッシュで「イギリス」「英国」を感じやすい革靴と言える。

堅牢でまさに「革靴!」という印象。アメリカ革靴のようにブランドやデザインを主張するものが少ないため、玄人好みのブランドと言えるだろう。だからこそ長く繁栄し、現代でも評価されているのかもしれない。