営業マンが必ず実践している革靴を長持ちさせる4つの方法

私が持っている革靴で一番長く履いているものは、入社1年目のボーナスで買った革靴。かれこれ15年近くは履いているだろうか。

3回ほど修理に出しているが、毎回「よく手入れされていますね」と褒められる。いくつになっても褒められるのは嬉しい…。価格は5万円弱くらいで今思うとそこまで高いものではなかったが、初ボーナスということもあって大事に使っていたのを思い出す。その意識的に行っていた行動こそが長持ちの秘訣だったのだと実感している。

革靴を長持ちさせる秘訣

靴を履く瞬間から靴の傷み・劣化は始まっている

買ったばかりの靴は踵がしっかりと固く潰れていない。長持ちのスタートラインとして当たり前ではあるが靴べら(シューホーン)を使うことから始めよう。履くことに急いでしまい踵を潰したり、指で履いてしまうと踵の革が伸びてしまう。携帯用の小さい靴べらを常にスーツの胸ポケットに忍ばせておこう。

革靴を「脱ぐ」ときが最も傷みやすい

靴を脱ぐ際に、面倒でかかとを擦り合わせて脱ぐ社員がいるが、実はこれが最も靴を傷める要因。履くことは意識できても脱ぐことを軽視している者が非常に多い。面倒でも靴紐を解いて手で踵を持って脱ぐこと。

特に個人のお客様を持っている方は要注意。特に年配の方は「脱ぎ方」を非常によく見られている(経験談)。

正しい「歩き方」は長持ちの秘訣

靴の中で最もダメージを受け、取り替える機会が多いのは靴底。中でも踵(かかと)の部分が削れてしまうことが多いが、それは「歩き方」に問題がある。

正しいフォームとして、踵全体から地面に着地させて、つま先で地面を蹴りだす。悪い例として、つま先を蹴りださずに踵だけで歩いている人がいるが、これでは踵の底が2ヶ月も保たずに削れて交換することになる。もし、踵を度々修理に出している人がいるのであれば、歩き方を見なおしてほしい。

同じ靴を連続で履かない

革靴を履いた人の足は、一日でコップ一杯分の汗をかくと言われている。その汗が靴から完全に乾ききるまでには最低でも3日以上かかる。連続で履くことで、湿気が溜まり雑菌が増え、革自体の痛みの原因になる。1週間で靴のローテーションを組み、1度履いた靴は3日以上休ませることをルール化しよう。

休ませる際には、型崩れ防止や革のシワが伸びるようにシューキーパーを入れておくことも長持ちの秘訣。

手入れをしたくなる「動機」を作る

kutsushita

私がなぜ同じ靴を15年も履き続けることができるかというと、それだけ愛着があるからだ。

例えば、あなたがドンキで買った中国製のよく分からない激安革靴に対して「毎日メンテナンスしろ」と私が言っても、恐らく聞かないだろう。それは何故かというと愛着が沸いていないから。それがボロボロになったって平気で捨てることができるだろうし、カビが生えても気にしないはず。

「手入れ」は革靴を長く履き続けるために非常に重要なことだが、それが「やらされている」ものと感じるようならその革靴には愛着がないということになる。

私の場合、「初ボーナスで高い革靴を買おう!」と心に決めており、それでようやく手にした革靴だから人よりも思い入れは強いし、この革靴で仕事を頑張ろうと思うことができた。仕事を成功させたいとか、チヤホヤされたいとか、どんな動機でもいいので「自発的」な行動で手入れを実践することが一番の秘訣だと感じる。

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