革靴を脱いでないのに足元からニオイがする場合の原因と対処法

仕事中足元からぷ~んと異臭が…!?
まさか犬の糞でも踏んでしまったかと思いきや、革靴の臭いが強すぎて隙間から漏れ出しているのだ。

足をきれいに洗っていても革靴そのもののメンテナンスを怠っていると、臭いを取ることが難しい。

革靴は菌が増殖してニオイを持ちやすい

革靴は動物の革を使っているため、菌が増殖しやすくニオイを持ちやすい。除湿・透湿を伴わない革靴だとそのメンテンスは難しいし、特に日中動き回るサラリーマンが帰社する頃には、その革靴は雑菌の温床。

即効性抜群!臭い消しの定番「グランズレメディ」

革靴の臭いの主原因は、汗・皮脂・角質(摩擦によって剥がれ落ちた垢)が混ざり合ったり、それに伴い発生したバクテリアによるもの。その臭いの原因に働くのがこのグランズレメディ。香水のように臭いを臭いで覆いかぶせる「マスキング」ではなく、臭いを消臭・無臭化させる成分を配合したアイテム。

グランズレメディの効果はニュージーランド・オタゴ大学微生物学部で検証。環境先進国ニュージーランド通産省からMSDS(成分安全保証書)の発行を受けた優れた製品です。MSDS(MATERIALSAFETYDATASHEET)とは欧米先進国に於いて製品の安全性を公的に証するための権威ある品質保証書のことです。

グランズレメディ(Gran’s Remedy)

室内ではスリッパに履き替える

室内ではスリッパに履き替えて、革靴を休ませることも必要だ。革靴は足汗の影響を受けやすいため、室内では履かずに乾かす時間を与えるだけ菌の増殖を防げる。またスリッパは通気性も高く、靴下も乾かすこともできる。

10円玉が消臭アイテムに
革靴を休ませている間や、普段のメンテンスに10円玉を一枚中に仕込ませておく。10円玉には銅の持つイオン・殺菌効果で消臭が期待できる。またこの効果は10円玉の数に応じて比例するため、ニオイが気になる方は10円玉を束にして入れておこう。

革靴は4足をローテンション

大前提として革靴を2日連続で履くのはNG。革に染み込んだ汗が抜け切るには3日以上かかるため、ローテーションが早すぎると除湿・除菌できる前に履くことになる。すると必然的に足元の雑菌・バクテリアは取れないまま履き続けることになるので足は臭くなる。

安い革靴でもいいので最低4足用意。初期投資は確かに高くなるが長期的に見ると革靴は長持ちする。

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通気性の良い革靴を履く

革靴そのものが臭ってしまう条件は、メンテナンス不足革靴の酷使(履きすぎ)の2つ。しかし忙しい日が続いたりするとどうしても手入れそのものを怠りがちになり、革靴をローテーションするほど持ち合わせていても臭ってしまう。

たとえばビーチサンダルのように通気性・透湿性抜群のものなら手入れとは無縁だし臭いを気にする必要もなくなるのに…

これは極端な例だが、そんなニーズに応えたのが最近流行りのゴアテックス仕様の革靴。

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内・外の水害(雨・汗)から足を守り、かつ除湿・透湿性能に優れているため蒸れにくい。蒸れにくいということは、臭いの要素をある程度カットできるので直接的なニオイ対策として活躍するのだ。もちろんメンテナンスが全く不要というわけではないが、ゴアテックスの効果は半永久的に持続するため、汗っかきの方や足臭で悩まれている方にはおすすめ。