もう蒸れない!足の多汗症で悩むサラリーマンにおすすめの革靴

「どんな靴を履いても足が蒸れてしまいます。業務に集中できません。」

という質問を部下から受けたことがある。その時は、「気にするな」「靴を毎日履き替えろ」と中途半端なアドバイスしかできなかったが、どうやら私が間違っていたようだ。多汗症というのは私の中でもっと軽い症状のように思っていたが、実は非常に症状が重い国指定難病で、足だけで1日に500ml~1L近い汗をかいてしまうという。

ただでさえ足の発汗はすべての体の部位の中でも多いというのに、それに乗じて発汗がされるとなると、その深刻な悩みを打ち明けてくれた社員に申し訳無さを感じる。罪滅ぼしではないが、私の長年の経験から「現時点で」最も足の多汗症対策として有効な革靴を調べてみたので紹介しようと思う。

【通気性・透湿性No.1】GORE-TEX採用のビジネスシューズ

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通気性・透湿性に優れたリーガルのGORE-TEX採用シューズは、現時点で最も蒸れない濡れない革靴であると評価している。

そもそも革靴の中が蒸れてしまうことは多汗症であるか否かは関係ない。「水虫」という症状が生まれたのもこの革靴が西洋から伝来して以来のことであるし、その素材や形状の仕組み上、蒸れるということにコンプレックスを抱くのはナンセンス。私だって蒸れるし、革靴というのはそういうものだと理解すること。

しかしこのリーガルのGORE-TEXシューズは、内・外・地面、全ての方向にGORE-TEX素材を使用し、蒸れにくく濡れにくい、除湿性・通気性・防水性に優れた革靴なのだ。

http://www.shoes-street.jp/

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実際に多汗症の社員に履かせてみた

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論より証拠、機能性云々よりも実際にその社員に履かせた感想を聞くのが最も信ぴょう性がある。

その社員の話によると、

通気性能に関しては今まで履いたどの靴よりも良い
ソールに穴が開いているため風を感じることができる
足の汗の量が減るわけではないが、足の臭いが消えたことが一番大きい
実感力が高いので他のどの靴よりも精神的に落ち着く
靴の中がベチャベチャしたりすることはなくなった

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その社員が特に高く評価していたポイントがこの靴の「穴」

熱を逃がし除湿するだけでなく、このソール全体にもGORE-TEX性能を採用しているため、水が侵入することも無いのだ。「見た目からの涼しさ」を感じられるのも多汗症を患っている方には重要なポイントだそうだ。

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内部も革ではなく「麻」をイメージさせる繊維素材でできている。汗を素早く吸収し、むらなく外に逃がす。「REGAL」というブランドの印字もあるため、靴を脱ぎ履きする場面があったとしても他人からは不自然に思われない。

特に多汗症の方に向けて作られたものではないだろうが、その社員はこの細かな点を気に入っていた。

汗が止まるわけではない

http://www.shoes-street.jp/shop/e/egoretex/

http://www.shoes-street.jp/shop/e/egoretex/

「GORE-TEX」は画期的な発明ではあるが、我々の汗を止める物理的な効力があるわけではない。

この社員も話していたが、足汗を止める方法と、足の蒸れを抑える方法は全く異なる。ただ、「汗を止める」ための制汗剤やスプレーなんかより、出た汗を上手に逃がす方が、皮膚科学的にも、経済的にも安全性は高いと言える。

私は多汗症ではないし、あくまでこの社員の言葉を借りて話しているにすぎないが、少しでも参考になってくれれば幸いである。