革靴の汚れ・擦れはワセリンで落ちる!クリームを使わない節約方法

毎日の革靴のメンテナンスは絶対に怠ってはならない。
革靴(革)は生き物であり、放置すれば腐る。毎日履くものだからこそ、毎日ケアを行わなければならないのだ。

しかし、デフレや賃金格差が広がる世の中で、あまり靴やメンテナンス用品にお金を掛けられないという人もいるだろう。そんなあなたに簡単・激安、かつ効果が高い、という夢の様なメンテナンス方法を伝授しよう。

ワセリン最強説~汚れの除去からツヤ出しまで

「ワセリン」をご存知だろうか。

ワセリンとは、デンマークなど寒い高山地域で取れるミネラルオイルで、赤ちゃんの保湿剤としても活用される「油」だ。これが実は革靴のメンテナンスとしては有能で、細かな汚れや簡単な艶出しまで、総合的にケアができる。

また、寒い地域で取れる油なので、純度が高く、温度の影響を受けにくい。普通の油であればヌメヌメして「ツヤ」というよりは「ヌメリ」に近い状態になってしまうが、ワセリンであれば「ツヤ」になるのだ。

ワセリンを使って靴をメンテナンス

それではワセリンを使って靴の汚れの除去、メンテナンスを実践してみよう。用意するものは以下のとおり。

・固め・粗めのブラシ
・柔らかめ・細めブラシ
・ワセリン
・使い古したTシャツやタオル

ブラシで磨いて周りの汚れを落とす

目の粗いブラシで簡単に汚れを払う。汚れている上からワセリンを塗ると、余計に汚れが広がってしまう。

【POINT】
ブラシで強くこすると革が傷付く為、自分の歯を磨く程度の力で磨くこと。

ワセリンを全体に塗布

次にワセリンを小豆大程度手に取りタオルでまんべんなく馴染ませていく。

【POINT】
ワセリンの塗り過ぎには注意。ワセリンは通常のクリームやオイルと異なり非常によく伸びる。従って塗布量を誤ると革靴の色が変色して塗った部分がオイル焼けしたり、暗い色になってしまう。ワセリンは酸化しにくく純度が高い油であるが、やはり油である以上少なからず影響があることを覚えておくこと。

柔らかく細いブラシで仕上げ

ワセリンを塗布してから半日程度暗所にて放置し浸み込ませる。その後乾いたタオルでふき取り、目の細かいブラシで撫で、空気を通すとツヤが出る

【POINT】
最後に目の細かいブラシで流すように磨く。革靴には無数の穴が空いているので、そこに糸を通す感覚で行う。最初に使ったブラシとは明確に区別するように。

何にでも使用できるワセリンは本当に万能

ワセリンは薬局やAmazon、楽天などの通販でも簡単に手に入れることができる。本当に「ただの油」なので、値段も1年分くらいを300円弱で購入可能。

もともと肌に塗布する保湿剤であるため、スキンケアにも代用できる。特にお子さんがいる家庭では、ワセリンを常備していることが多いので、奥さんに聞いてみるといいだろう。

しかし誤解してほしくないのは、ワセリンは傷を治したり、ヤスリのように傷を目立たなくさせるものではないということ。あくまでメンテナンスの代用品としてお考えいただきたい。