ストレスチェックの結果「高ストレス」と診断されました

結論から言うと、
ストレスチェックの診断結果が「高ストレス」と診断されても気にしない。

会社に結果が通知されるのではないか?
自分はうつ病かもしれない、大きな病気の前兆かもしれない。
会社にいづらくなる、昇給・昇進に関わるのではないか?

など不安に感じることが多いと思うが、実施間もなく未整備の現状において、あなた自身が何かを期待したり不安になるにはまだ早い。しかし、「高ストレス」と診断された結果についてはリアル(現実)なので今後について何かしら検討する必要はあるだろう。

ストレスチェックの実態

労働者が50人以上の事業場では、ストレスチェックを行うことが義務付けられるようになった。ストレスチェックの結果により、雇用主から従業員が不当な扱いを受けないよう、個人の結果は会社には通知されない。

そのため解答する際にはありのままを記入し、正しい結果が出るようにしたいところだが、その結果から、産業医等への面接を申し入れる際には結局のところ上司や人事部へ自ら申し出なければならない。

つまり「結果が通知されない」というのは、その後何かしらのアクションを起こさない場合のみ。

高ストレス者と診断される理由

ストレスチェックの結果で高ストレス者と診断されるのは、ストレスに対して「自覚している方」と「これから自覚する可能性がある方」。中でも仕事に対するストレスを感じている方は、高ストレス者と診断されやすくなっている。

ノーストレスで仕事をしている方というのは非常にマレなので、自分の“意思で”「高ストレス者」になるよう解答しているとも言える(普通に答えれば「高ストレス者」と診断される。テスト内容についても今後適宜変更されていく見込み)。

高ストレス者に対する会社が行うべき必要な措置

高ストレスを感じる労働者に就業改善の措置が必要となれば、医師は会社に以下のことを命じることができる。

  • 就業時間の短縮
  • 残業時間の改善
  • 仕事内容の変更
  • 部署異動
  • 上司への指導

※ここまで話が進めばどんなにアホな上司でも、該当の社員を特定できるだろう。

メンタルヘルスに関わる病気と障害

  • うつ病
    気分が沈みこむ、やる気が起きない。
  • アスペルガー症候群
    周囲の人間交流が難しくなる。
  • 社会不安障害(SAD)
    他人の視線を恐れ行動するのに緊張する。
  • 不眠症
    寝つきが悪く熟睡できない。

ストレスチェックではこういったメンタルヘルスに関わるストレス性障害を未然に防ぐことが目的。中でもうつ病は、自殺原因である健康問題の約4割を占める。

ストレスチェックの結果を受けて

まだストレスチェック制度による規制はそこまで厳しくないが、今後は規制や罰則、個人情報の管理体制も厳しくなっていくことが予想できる。会社も「お上の言う通り」従っているに過ぎず、事の重さや実態について把握できていない。

しかしあなたが受けた結果についてはどんな形であれ結果・現実なので、今の会社の現状・自分のスキルを総合的に考慮し、今後(転職・キャリアチェンジなど)について少しづつ検討していくべきだろう。