リーガルの魅力とおすすめの革靴14選:日本の革靴を作った歴史

国産の革靴ブランドを語る上で、リーガルは外せない存在です。
1961年、高度経済成長期に上陸して以来、多くのビジネスマンの足元を支えてきました。
リーガルが日本のブランドとなった現在でも、それは変わりません。
この記事では、リーガルの魅力に迫るとともに、おすすめの革靴をご紹介いたします。

ビジネスマンに選ばれるリーガルの魅力とは

日本の革靴を牽引してきたリーガル

リーガルの歴史は日本の革靴の歴史。これは決して過言ではありません。
1870年に日本初の靴メーカー『伊勢勝造靴場』が誕生。
そこから150年以上に渡り、日本の革靴産業を牽引してきたメーカーです。

1902年に伊勢勝造靴場の創業者らが中心となり、リーガルの前身『日本製靴』が設立。主に軍靴の生産を手がけていました。
終戦を機に民間用の靴生産に方向転換し、主にグッドイヤーウェルト製法による紳士靴の生産・販売を開始します。

1961年、日本製靴が『ブラウン社』(1954年にリーガル・シュー・カンパニーと合併)と技術導入契約を締結。
これにより、リーガルが日本へ上陸しました。

リーガルはアメリカで1880年に誕生した老舗で、このときはまだ日本のブランドではありません。
1990年にブラウン社(現 クラレス社)からリーガルブランドの商標権を取得、日本のブランドへと生まれ変わりました。
日本の革靴の黎明期から業界を牽引してきた、まさにパイオニアなのです。

伝統のグッドイヤーウェルト製法

リーガルが主に扱うのは、グッドイヤーウェルト製法の革靴です。
ここでいう製法とは、甲革と靴底の取り付け方。
その中でグッドイヤーウェルト製法は、 甲革に靴底を直接縫い付けない手法です。
中底につけられた「リブ」という部分と、甲革を囲うウェルトを縫い付けます。
その構造上、足によくなじむ・メンテナンスが簡単です。

他の製法との大きな違いは、「複式縫製法」であること。
甲革と靴底の間には「中物」が挟み込まれ、これがクッションの役割を果たします。
基本的には靴底を接着剤で固定せず大型のミシンで縫い付けるため、靴が足の動きによく追従し、修理も簡単です。

優れたコストパフォーマンス

海外ブランドのグッドイヤーウェルト製法の革靴は、5万円は下らないのではないでしょうか。
この製法は構造が複雑で、手間がかかるためです。
しかしリーガルは、2~3万円台でグッドイヤーウェルト製法の靴が入手可能です。
もちろん品質は保証されていますので、革靴を酷使するビジネスマンに多大な支持を得ています。

安心の修理体制

コストパフォーマンに優れた革靴でも、素材と作りがよければ10年履くことも夢ではありません。
修理体制も整っており、リーガル専門店『REGAL SHOES』によるリーガルリペアを受けられます。

一番のメリットは、 革靴を愛用するためのシステムが確立されている点です。

ベテランの職人たちが、基本的にオリジナルパーツで修理を担当。
工場の新品を製造しているラインで丁寧に修理されています。
20~30年前に作られた木型も保管されているので、購入年月が経った革靴でも対応が可能です。

リーガルのおすすめ革靴、種類別14選

ここではビジネスシーンで活躍する、グッドイヤーウェルト製法かつ修理可能なおすすめ革靴をご紹介します。

ストレートチップ

内羽根式の甲革に、横一文字の切替を組み合わせたデザインが特徴です。
もっともフォーマルな靴とされ、どのような場面に履いても失礼にあたりません。

01RRBGストレートチップ

グッドイヤーウェルト製法ながら、3万円を切る価格でコストパフォーマンに優れた1足。
ボリューム感のあるラウンドラストとコバ周り、ベーシックなデザインはコーディネートを選びません。
初めての革靴にもおすすめです。

315RBD ストレートチップ

ノーズがやや長い、シャープな印象のストレートチップです。
厳選された艶感のあるレザーを用い、細部の仕上げにこだわったモデル。
爪先の形状に特徴があり、”のみ”形状のチゼルを採用することでエレガントな雰囲気を醸し出します。

05NRBH ストレートチップ

外羽+飾り穴をあしらった、適度なカジュアル感のあるストレートチップです。
しっとりとした牛革を用い、つま先にボリュームを持たせたラウンドラストを採用。
耐滑性と屈曲性に優れるハイブリッドラバー底を組み合わせ、実用性も抜群です。

25ARBE ストレートチップ(スクラッチタフレザー)

低く抑えた甲とチゼルトゥが、シャープな足元を演出します。
傷が付きやすいつま先と踵部分の表面に、「軟質樹脂」を塗装をした「スクラッチタフレザー」を採用。
軽い傷なら、ほとんど目立たない状態まで復元します。

01DRCD ストレートチップ(革底)

本格的な革底ビジネスシューズです。
底の周りの角を丸く削った「ヤハズコバ」を採用。シルエットが引き締まり、より一層上品な見栄えに仕上がりました。
甲革に施された細やかなステッチや、内側と外側で高さを変えたくるぶしなど。
細部までリーガルのこだわりが詰まった1足です。

プレーントゥ

プレーントゥは、外羽根式の甲革に装飾のないプレーンなつま先を組み合わせたデザインのこと。
ストレートチップの次にフォーマルとされています。
色や装飾に注意すれば、ビジネスシーンからカジュアルシーンまで幅広く履くことが可能です。

2504NA プレーントゥ

リーガルといえば2504。登場以来、多くのユーザーに愛されるベストセラーです。
ボリュームを持たせたつま先のデザインに、飽きのこないシンプルなシルエット。グッドイヤーウエルト製法の名品と言えるでしょう。

20GRBG プレーントゥ(エアローテーションシステム)

一般的なプレートゥとは羽根の形状を変わっており、見え方にこだわったシルエットが特徴です。
足の蒸れを軽減する「REGAL AIR ROTATION SYSTEM」(リーガル エアローテーションシステム)を搭載。
夏場でも快適な履き心地を得られます。

04NRBH プレーントゥ

プレーントゥとして正統派のシルエットを持ち、艶感を抑えたしっとりとした牛革を採用しています。
ラウンドラストと相まって、カジュアルシーンでも活躍するでしょう。
アウトソールは耐滑性と屈曲性に優れるハイブリッドラバー底で、機能面でも優れています。

2236NA プレーントゥ(革底)

アメリカントラッドの代表『オールデン』を思わせる、重厚な雰囲気が魅力。
厚みのある革底を採用し、クッション性と適度な通気性を確保しています。
良質なシボ革を組み合わせた、本格ビジネスシューズです。

モンクストラップ

モンクストラップとは、甲をストラップとバックルで留める方式の靴のことです。
プレーンモンクストラップはビジネスシーンにぜひ。
また華やかさもありますので、パーティーやカジュアルシーンにも合っています。

07URCJ ダブルモンクストラップ

短めで丸みのあるラストを採用した、飽きのないデザインのダブルモンクストラップです。
甲革の内部に防水透湿素材『ゴアテックス』を組み込み、甲革から靴内部への浸水はありません。
王道シルエットに付加価値を加えたビジネスシューズです。

ウイングチップ

つま先の切り替えが鳥の翼(ウイング)のように、なめらかなM字に縫い付けられているデザインです。
革の切れ目をギザギザにするピンキングや飾り穴があしらわれた、華やかなデザインが特徴。
パーティーやカジュアルシーンに最適でしょう。

2585N ウイングチップ

厚みのあるシボ革と、重厚なラバーソールを組み合わせたウイングチップです。
ウイングチップの王道といえる顔つきは、流行にとらわれず長く愛用できることでしょう。

2235NA ウイングチップ(革底)

2504プレーントゥと並ぶ、リーガルのベストセラーシューズ。
リーガルといえば2235をあげる人も多いことでしょう。
丈夫な甲革に革底を組み合わせ、重厚な見栄えとは裏腹に柔らかな履き心地を得られます。
本格的な革底ビジネスシューズです。

Uチップ

甲革にU字のステッチが入ったデザインがUチップ
カジュアルな雰囲気が強く、かしこまった場面には向きません。
カジュアルシーンやくだけた雰囲気のパーティー向けのデザインです。

06TRCE Uチップ(GORE-TEX フットウェア)

少し短めのラストに厚めのアウトソールを合わせた、Uチップの王道デザイン。
甲革にはゴアテックスファブリクスを組み合わせ、甲革から内部への浸水を遮断します。
伝統的な作りと機能素材を組み合わせた、高付加価値の革靴です。

まとめ

リーガルは日本の革靴産業を牽引し、今も多くのビジネスマンの足元を支えています。
グッドイヤーウェルト製法を主軸とした確かな製法、良質な素材を使いながらもコストパフォーマンスに優れた革靴。
ぜひリーガルを手にしてみてくださいませ。