リーガルの弟分「ケンフォード」ってどう?実際に履いてみた感想と口コミ

リーガルの公式な弟分として生まれたオリジナルブランド「ケンフォード」。丈夫で履きやすく革に関しても兄貴分のリーガルに負けないような牛革を使用している。

リーガルとケンフォードの大きな違いは、デザインもそうだが、それよりも使用している牛革の材質が異なる。「優劣」という比較になるとやはりリーガルの方が高品質になるが、言い換えれば(見方を変えれば)ケンフォードに使われている牛革は硬く丈夫な材質であると評価できる。

リーガルに使われている牛革は質が良すぎるため、少しやわらかく耐久面ではやや劣るのだ。革としての丈夫さ、耐久性を求める場合はケンフォードを選んだ方が良いだろう。

ケンフォードの基本情報

リーガルブランドということもあり、日本人の革靴としてスタンダードな形が一般的。リーガルよりも少し幅広な構造のものが多い印象。どちらかというと体が大きめ、体系がガッチリした方にケンフォードはよく似合う。逆に細身で、体のラインをスタイリッシュに見せたい場合はリーガルを選んだ方が良いだろう。もちろん種類は豊富なので、ケンフォードにも細身のスタイルはある。全体的な話をすると、そうしたものが多いということ。

本家リーガルよりも5,000~10,000円近く安く購入することができるため、「質が良くてできるだけ安いもの」を探している場合にケンフォードはおすすめ。

ケンフォードのパフォーマンスレビュー

ケンフォードの履き心地やフィット感

ケンフォードを履いた印象、他の革靴の相違点は、「硬め」ということ。牛革なのでよくあることだが、それでも「リーガル」よりはあきらかに硬く、他の革靴と比較しても革が硬い印象があった。決して質が悪いということではなく、そういった丈夫な革を使っている印象を受けた。

また「リーガルの弟分」だからリーガルに劣っているとか、そういったものは感じない。しっかり履き込めば「ケンフォード」としての履き心地を感じることができるし、私が購入したこのストレートチップのタイプのものは上品さや清楚感も演出してくれる。革が硬いので、外で履く前にしっかりオイルを馴染ませ、自分の足にフィットするよう仕上げる必要があるが、それを逆に利用し、形状記憶のように「自分の足だけ」に合うよう調整することも可能。概ね満足度は高い。

シワができやすい、乾燥するとひび割れしやすい

アマゾンの口コミでは「買って数日でヒビが入った」「表面の革が剥がれた」と革の乾燥が原因で起こる問題が多く報告されているようだ。硬めの革を使っているのでしょうがない面もあるが、しっかり装着前にオイルを塗り込み、手入れを忘れなければそういった問題は起こらないと思う。

そもそも「乾燥」という症状自体が「手入れ不足」を露呈しているようなものであり、革自体は生き物なのだから乾燥を引き起こすのは当たり前。こうした口コミを投稿している時点で、「自分には革靴の手入れの知識がありません」「革靴について何も知りません」と言っているようなものなので、あまり心配しなくても良い。毎日正しく手入れを行うだけで解決できる。

ビジネスマンであれば一足は持っておきたい革靴

営業マンとして革靴は最低でも4足は必要であることは何度も紹介してきたが、その1足としてのローテーションに入れる分には安く丈夫なためコスパは高いと評価した。

しかし、シンプルなデザインはどれも同じに見えてしまう可能性があるため、全部ケンフォードで揃えるのはおすすめしない。良い意味でシンプル、飾らないデザインなので4足中1足はこうしたものを持っておきたい。ただ、革の材質がひび割れ・乾燥を起こしやすいものであるため、しっかり手入れのできない人にはコストパフォーマンスは低い。

もし自分が「ケンフォード」の革靴を履くのであれば、リーガルの革靴の影武者のような扱いになるだろう。見た目はリーガルに似ているが、値段は半分以下とお手頃。また、いちいち「革靴はどこのブランド?」って聞いてくる上司もあまりいない。良い革靴でもローテーションしないとすぐに傷んでしまうので、4足中4足とも3万円近くする革靴を履いていては若い間は予算が保たない。私も実際のところ、今でも重要なとき以外は1万5000円程の革靴で履いている。

国産ブランドとして世界に誇るリーガルの「弟分」であるが、決して名前負けしない品質とコスパを備えた革靴。是非仕事のお供として履いてみて欲しい1足。