「ジョンロブ」という革靴ブランドをご存知だろうか。ジョンロブはイギリス製の高級革靴ブランドだが、それは国内外問わず、今では紳士靴の最高峰とも言われている。
1976年にエルメスグループの傘下となった。その後、既製靴として世界に名を広げ、ビスポークの技術は各国の人からオーダーがくるほどだ。靴の歴史も古く150年以上も続くイギリスの老舗ブランドである。
ジョン・ロブの特徴と種類
ジョンロブの特徴
エルメス傘下に入るまでは、既製靴をつくっておらず、全てオーダーメイドで作っていた。イギリスでは限られた人しか履けないようになっており、特権階級の人のみの革靴として知られていた。
150年の歴史のある革靴だが、既製靴を作り始めたのは1990年からと歴史は浅い。
最低でも20万以上…エルメス傘下の最高級革靴
ジョンロブの値段は最低でも20万円以上。上質な革、洗練された技術、選ばれたものだけが履けるブランド力を兼ね備えているため値段が高くなってしまう。
1つに対する拘りは強く1足の既製靴を作るために要する工程は190にもなる。150年続く魂がこもっているようだ。またジョンロブにはひとつひとつ呼び方があり、既製靴を「レディトゥウェア」、革の種類や色、ソールなどをオーダーできる「バイリクエスト」、そして特注の「ビスポーク」である。特にビスポークの注文ともなると、世界各国の著名人からのオーダーが殺到するほどの人気である。それぐらい、その技術とブランド力が買われている証拠である。
ジョンロブの種類
ストレートチップ
革:カーフレザー
これは、ジョンロブの「シティ2」と言われるものだ。シンプルなデザインの中にも色の深みや革の質感は最高級とも言われている。
モンクストラップ
革:カーフレザー
「ウィリアム」という名のモデルである。モンクストラップの元祖とも言われているモデルだ。コバが張り出しているため損傷と色落ちには気をつけてケアをしておこう。
ジョンロブはどんな人に向いている革靴?
「革靴に20万円もかけられない」と思う人がほとんどだと思う。本音をいうと買うのには私でも勇気が必要であった。ただ、革靴の魅力に魅せられるとこのジョンロブは避けては通れない。
選ばれたものだけが履ける革靴としてのブランド力は王者と言われる所以だろう。既製靴までしか買えない私の夢は「ビスポークでジョンロブを買う」。頑張っていこうと思った。