靴を購入すると必ずついてくる立派な靴箱。なんとなく捨てるのはもったいないほどしっかりした素材であり、仮に靴を売るときになったら、箱があるかないかで値段が変わることもあるため躊躇してしまう。しかし何足も靴を購入すれば、その保管だけでも場所を取ってしまい、その処理に困っている方は多いのではないだろうか。
そんな方のために、靴を百足以上所有する私なりの靴箱保管方法を解説しよう。
靴箱は基本捨てる
靴箱を「残す」メリットを考えたとき、その大きなウェイトを占めるのは「売却」のときのみ。履かなくなった靴を再度靴箱にしまって収納するというのは、実は靴を傷める原因になるためおすすめできない。
というのも、靴箱はそもそも「紙」なので、湿気を吸い込みやすく、何もいれずに保管しているだけでゴキブリなどが卵を生みやすい環境にもなる。密閉した空間にもなるため、靴をその環境で保管するのはメンテナンスの上でも好ましいとは言えない。
従って、目的もなく靴箱を保有し、売ることを考えて保管してもそれは雀の涙ほどにしかならないため非効率と言わざるをえない。
売ることを考えた場合、それが有名ブランドでなければ箱の有無は値段に大きく影響しない。各ブランドの市場価値は買取業者がリストアップしているため、それに該当しないものは思い切って捨てる。
靴箱の再利用方法
私の下駄箱の一部。箱もいくつか保管しているが、その中にはシューケア用品を保管しておいたり、空箱のまま放置しているものなど様々。
かなり雑多に放り込んでおります…。
「基本は捨てる」ことを考えていて、靴を新たに買ったらシューケア用品も新しい靴箱に入れ替えて、古い靴箱を捨てる。靴箱はどうしても湿気を吸い込み易いため、防虫目的にそうした対処をしている。写真のようにできるだけ開閉機会が多く風が送り込まれるように、靴と靴箱を一緒に並べておいたり工夫も。
多くの方は靴は靴、靴箱は靴箱と、別で保管している人がほとんどだと思われるが、そうすると、久しぶりに空の靴箱の中を開けるとなぜかそこでゴキが死んでいたり、どうやって中に入ったのかと疑問に思うことがあろう。それはゴキがその中に入ったのではなく、何かの拍子に箱に卵が植え付けられ、その中で孵化した結果。
まとめ
- 基本的に靴箱は捨てる
- 売ることを考えても箱の価格は雀の涙にしかならない
※超有名ブランドなら別 - 箱を保管するのであれば靴と並べて風通しの良い環境で
- 靴箱は湿気を吸い込みやすくカビやゴキブリのすみかになりやすい
- 靴を購入する度に靴箱も入れ替える