【チャーチ】イギリスブランドの革靴の口コミと評価

チャーチはプラダの傘下として最先端の流行を取り入れながら、英国靴として不動の地位を確立している。欧米のセレブや映画「007」で主人公のジェームス・ボンドが履いた革靴として有名である。
100年以上も続く革靴にも関わらず、2000年にプラダの傘下に入ったことによりこれまでの木型が一新。その木型はチャーチのイメージをがらりと変え、その結果プラダの傘下に入る前の木型と「旧型」、入った後を「新型」と呼ぶようになった。

チャーチの特徴と種類

チャーチの特徴

チャーチの名作とも言われているラスト73のモデルは人気の象徴である。しかし、現在出回っているものはほとんどがラスト173という後継者である。ボリュームのあるつま先から土踏まずの所は絞り目に作られており、小さめの踵にかけるシルエットが魅力のひとつだ。また、グッドイヤー ウェルト製法のみを作る工場としてヨーロッパ最大の工場を保有している。製造される革靴のおよそ7割近くが全世界に輸出されており、世界から必要とされる革靴だ。

1足にかける拘り

チャーチが愛されることの理由は1足にかける思いにある。1足あたり制作にかかる期間はおよそ2ヶ月である。その制作期間内には250にも及ぶ工程がある。ノーサンプトンに構える世界最大級のグッドイヤーウェルト工場では時間をかけながら高い安全性を求めた革靴が作られている。また全て手作業で行っているため。繊細な縫い目や革ひとつひとつの左右バランスなどは徹底した感じが伝わる。

チャーチの種類

モンクストラップ

革:牛革
「コンサル」はラスト173と言われているチャーチを代表する形である。ビジネスマンにはオススメの一品だ。上質なカーフにも拘っており、コードバンにも引けをとらない。

ブローグ

革:カーフレザー
ボリュームのあるつま先をより強調させる装飾は全体的に上品な印象を与える。暗めの茶系の落ち着いた感じは何とも言えない。

プレーントゥ

革:牛
全体的に重量感のある印象を与えるつくりである。プレーントゥとしてはか非常にカジュアルな感じがあり、あまりビジネス向きではない。私服で履くことで上品でオシャレな印象を与えるだろう。

チャーチはどんな人に向いている?

イギリスの伝統的な技術と最先端の流行を取り入れた革靴を感じたい人には向いている印象を受けた。形のそれぞれに特徴や個性があり、チャーチの独自性を感じさせる。ひとつひとつにこだわりを感じれることは確かだが、プラダの傘下によって値段が上がったことでファンが少し減りつつあることも事実である。