今回は東京某所にあるドン・キホーテに立ち寄って革靴を購入してみた。ドン・キホーテというと、ディスカウントショップの象徴であり、一般的には「安い」というイメージがあるだろう。しかし私の印象だと「それなりのものをそれなりの値段で売っている」としか思えない。
革靴も然り。実は、新入社員が最近入社してきたのだが、明らかに安物と見受けられる革靴を履いていた。というのも、まだ入社して数日しか経っていないのに革が剥げていることに気付いたからだ。どこで購入した靴なのか尋ねたところ、「ドン・キホーテで購入しました」とのこと。購入のきっかけとなったのは、その「安さ」が魅力だったらしい。
恐らくこの社員と同じく、靴に重きを感じていなかったり、生活が苦しい社員は「質」よりも「安さ」を基準に革靴を購入しているかもしれない。別にそれが悪いとは思わないが、材質的なものや革靴そのものの寿命、お客様から見た印象などを考えたとき、「安さ」を指標に革靴を選ぶと社会的に失敗する可能性が高い。
しかし、これはあくまで机上の空論、私の妄想なわけだ。実際に自分が買って試してナンボなので、この度ドン・キホーテへと足を運んだのだ。
革靴はどれも一緒?ドンキで革靴を選んでみた
前置きが長くなってしまったが、今回ドン・キホーテに来た理由とはこういった背景があったから。
それにしても意外や意外、種類は結構そろっていた。そしてその社員が言う通り、考えられないくらい安い値段で売られている。スーツ店や革靴専門店と比べると桁が一つ少ない。これなら確かにドンキの靴で1年間耐えしのぐことはできるかもしれない…。
2000円を切る革靴まであり驚いたが、手に取って材質を確かめると値段相応のものと感じた。「安い」というより「安く見せている」だけで、やはり個人的にはこれを履いている部下がいたら許せないし、自分の上司がドンキの革靴を履いていたら、その人に着いて行きたいとは到底思えない…。
特に営業マンとしては、お客様がその靴を見てどう思うか、どう感じるかを常に意識してほしい。お客様の家に上る機会あったり、訪問先の会社でスリッパに履き替えるときもある。そんな時、意外にも自分の靴は見られているし、それなりの靴で、それなりに綺麗に磨いていれば、営業の交渉で二の足となることはないが、ドンキの革靴となるとどうだろうか…。
材質は置いといてデザインは結構いいものがある
ただデザインに関しては悪くない。
今回私が訪れたドンキに陳列されている商品の中で3990円の革靴が最高額であったが、この価格帯であれば相手に不快感を与えず、最低限履きこなせるものが揃っていると感じた。
パット見の印象も良くデザインも豊富だったので、急に靴が壊れたり、雨や雪でグチョグチョに湿ってしまった時など、緊急性が伴うときは私も活用したいと思った。
その中でもいいものを購入してみた
一応、若い社員の気持ちもわからないといけないので、1足だけ購入してみた。値段は3990円でドンキに陳列されているものの中では一番高いものを買った。
合成の革を使用している感じが写真からも伝わってくる…
(本当に「革靴」であるかも疑問だが…)
一応この記事はここまで。この革靴に関するレビューと、総括については別の記事でまとめているので併せて参考にしてほしい。