【デュカル】希少性の高いイタリア革靴の口コミと評価

デュカルは創業以来、いまだ創業家系による経営を貫きファミリービジネスを行っている。それゆえ小規模で生産数量に限りがあり、手に入ることが難しいブランドとして知られている。芸術都市フィレンツェで生まれた想像性豊かなつくりとアートとも言われるアッパーのデザインに特徴がある。繊細さと質実さを兼ね備えたフォルムは日本人にも心地良くフィットする。

デュカルの特徴と種類について

デュカルの特徴

アッパーをひとつのアートとして装飾を施す。アッパーに音楽のト音記号の形にそって掘られた穴や、牛革のアッパーにスエード生地を同時に使ったりと変わった装飾が特徴だ。ビジネスシューズとしてはどれもドレッシーでカジュアルな印象を受けるものが多い。

上流階級のために作られた革靴

イタリアの都とも言われているフィレンツェでは貴族なども集まる都市でもあり、そういった方々へ作られることの多かったデュカルはつくりから上品さを感じさせる。貴族が履いても疲れにくいように考慮されており、マッケイ製法やグッドイヤー製法に力を入れている。製法の中でもこの2つの製法を得意としている。

グッドイヤー製法とマッケイ製法

デュカルが得意とする製法は「グッドイヤー製法」と「マッケイ製法」である。どちらも、履き心地を重視した製法となっており、長時間履いても疲れにくいことやフィット感があることで、多くの人に愛される製法である。この2つの製法を中心に作られているデュカルはどれも履き心地を感じられる革靴だ。

デュカルの種類

ストレートチップ

革:牛

ストレートチップにつま先にかけて2本も装飾してかけられているパンチの装飾はまさにアートのように感じさせる。カジュアルな印象が強まる。

モンクストラップ

革:牛

モンクストラップにパンチの装飾、そして生地感の違うアッパーの革という気品さを感じさせる革靴である。かなりカジュアルなためビジネス向きではない。

ダブルモンクストラップ

革:牛

先程のつくりのストラップがダブルになったものだ。少しパンチの装飾を控えめにした分、カジュアルさがなくなりポイントで施されている方が上品が増した印象がある。

デュカルはどんな人に向いている?

「気品ある革靴が欲しい人」には向いている。どれもパンチの装飾を施したものが多く、気品さを感じさせる。幅も日本人でも履けるくらい広くとっているためフィットする革靴だ。ビジネスシューズ向きなものが少ないため、パーティー時には最適である。希少性が高い革靴のため、日本でも履いている人は少ないことも個性をだす革靴としては良いだろう。