流行の最先端をいく国イタリアは、デザイン・高級感、どれをとっても一流品ばかりである。そんなこともあって値段が高いのも否めない。イタリアの靴は高いものばかりだという概念を覆したのが「ロブス」だ。イタリアのミラノが発祥であるロブスは上質な素材に製法にも拘っているにも関わらず良心的な値段に抑えられていることで人気が上がってきている。そんなロブスについて紹介しようと思う。
ロブスの特徴と種類
ロブスの特徴
イタリアブランドの革靴としては一番安い革靴と言われている。しかしその作りは拘りがあり、職人による手作業で作られています。大量生産しないことを掲げて今もなお変化するトレンドを取り入れながらイタリア人から今もなお愛されている。その中でもビブラム社製のラギッドソールを採用したドレスシューズを初めて作ったブランドでもある。またTPOに合わせたスタイルを提案でき日常でも履ける革靴があることもロブスの特徴だ。
「ラギッドソール」とは
別名「ラグソール」と言われている。車のタイヤのように凸凹がクッキリとあるゴム底の言う。ラギッドソールではイタリアのビブラム社が一番有名である。非常に軽く、丈夫である。地面からのクッション性にも優れており、登山用に用いられることが多い。ロブスではこのソールをローファーやドレスシューズにも取り入れられている。
欠点としては、見た目からもその凸凹がわかってしまうところにある。
ロブスの種類
モンクストラップ
革:牛
ビジネスシューズではストレートチップやプレーントゥに次いでビジネスシューズでフォーマルな靴になりつつある。かなり頑丈なつくりからストラップ部分も丁寧に作られている。
ホールカット
革:牛
ホールカットならではの一枚革の作りはなんとも言えない上品さがある。シンプルな中の高級といったところだ。
ロブスはどんな人に向いてる?
イタリアで人気のブランドが安価な価格で欲しいと思う人には向いている印象を受けた。最高級なカーフレザーが使われていることは少なくても、牛革でここまで端正に作られた革靴は他のイタリアブランドとは引けをとらない。作りに関しては手作業で行われているため、精密なことは間違いない。イタリアブランドでここまでの値段に抑えられているのも、創業から変わらない精神が今も根強くロブスの職人にあるからであろう。ビジネスから日常の靴としてTPOに合わせたスタイルでイタリア人にとってはロブスを履かない人はいないかもしれない。