今回は、スペインで有名な創業60年も続く革靴ブランドマグナーニについて紹介しようと思う。デザイン性などに優れており、スペインではドレスシューズとして人気が高い。そんなマグナーニの特徴や種類などをまとめていこう。
マグナーニの特徴や種類について
マグナーニの特徴
スペインでは靴の聖地と言われているアルマンサで創業され、足を優しく包み込むように作られる「ボロネーゼ製法」を得意としていることが最大の特徴である。「ボロネーゼ製法」で作られた革靴は前足部が筒状のため、屈曲が良く履きやすいと言われている。感覚はまるで靴下を履いているようだ。
マグナーニの価格は?
最低でも4万円以上。上をみれば使われている革によって値段は数十万もする靴もある。革自体は牛や馬、ワニと使っており、その中でも全てに最高級なものを使っている。
独特な製法「オパンケ」
赤い◯で囲っているように他の革靴と違い、ソール部分がアッパーにはみ出している。これにより、土踏まずの部分にアーチができ、フィット感が上がる。
他とは違うデザインのため、独特と思うがビジネスマンが履くことに関して色合いが派手でなければ問題なく履ける。
マグナーニの種類
ストレートチップ
革:カーフレザー
かなりシンプルなデザインでフォーマルな場所でも履ける。
ストレートチップ キャップトゥ
革:カーフレザー
形はストレートチップだが、つま先にキャップ(穴飾り)の装飾が施されている。
ホールカット
革:天然皮革
色合いとしては、かなり落ち着いた茶色だ。ホールカットでかなり上品に仕上がっている。
モンクストラップ
革:カーフレザー
モンクストラップとして気になるストラップ部分も頑丈に作られている。
マグナーニはどんな人に向いてる?
リーガルやポール・スミスといった知名度の高いブランドではないが、スペインではかなり人気の高い革靴だ。ありきたりなブランドも良いが、少し独特な個性を出し、フィット感などを求める人には良いように思った。