スーツは最低何着必要?職種・業種別まとめ

結論からいうと、スーツは夏用・冬用に最低3着ずつ持っておくこと。

外勤・内勤問わず、1年間に合計で6着必要になる。必要となるスーツの数は同じでも、ジャケット・パンツの両方が傷みやすいのは外回りの多い営業マンだろう。しかし内勤でもジャケットは傷みにくいものの、座っている間にパンツが先に傷んでしまう。

外勤と内勤では消耗するものが異なるため、別で考えてスーツを揃えておこう。

スーツは1週間に3着ずつ着まわす

どの職種でもスーツは1週間に3着着まわす習慣をつけよう。通勤だけにスーツを着る方でも3着用意して、2日に1回のペースで着まわす。スーツも汗が染み込んだまま着てしまうと、生地が傷み破れやすくなる。スーツの寿命が縮む原因になる。初期投資は確かにかかるものの、1年単位で見ると非常にコストパフォーマンスは高い。

スーツの職種・業種別による必要着数

外回りの多い営業マンはスーツを6着+1着(商社・サービス系・金融系)

1年間通して冬用3着・夏用3着は用意しておきたい。「+1着」とはイベント用として別で特別なスーツを用意しておこう。1週間のローテーションからそのスーツは外しておき、重要顧客への営業、会社の表彰式など重要な場面で着る。

営業マンにとってスーツは商売道具の1つだ。スーツを着こなすだけではなく、場面によって使い分けることも大切だ。

イベント用スーツの色は無地の濃紺がおすすめ
当たり障りのない無地の濃紺スーツが一番使い勝手が良く、葬式以外ほとんどのイベントで着回すことが可能。仕事の場面以外にも結婚式の1次会などでも着用できる。

内勤業務の方はスーツを6着×2パンツ(IT系・出版系・公務員)

内勤業務の方であれば、夏冬に3着ずつ計6着は持っておこう。特に内勤の方はジャケットより先にパンツの方が先に傷みやすいため、無駄な出費を抑えるためにも2パンツは必要だ。クールビズである6月~9月末の期間はジャケットを一切着ないこともある。

スーツと一緒に2パンツ買うときはアジャスターが付いたものにしておこう。足の長さや太さが変わることはなくても、ウエスト(胴囲)は飲み会の多い職場では太くなりやすい。アジャスターがあるとウエストが約5cmほど太くなっても調節できる。

スーツの色やデザインを場面によって使い分ける

必ず持っておきたいスーツの色が黒や濃紺だ。葬儀では喪服(黒スーツ)だが、謝罪するときは誠実さを出すために無地の黒や濃紺がおすすめだ。知的な印象を相手に与えるグレーもスーツの色としては良いが謝罪のときには向かない。

他にもストライプやチェックなど柄物は3着のローテーションの中に1着持っておくことで、スーツのバリエーションが増えて、買うときの選択肢の幅が広がる。