サントーニはイタリアの魅力を詰め込んだ革靴である。創業はわずか40年と革靴ブランドの歴史としては若いと言われている。そんな若いサントーニはその短期間で倍以上の歴史を持つ革靴ブランドと引けをとらない。人気はイタリアだけではとどまらず全世界でも不動の人気を誇るブランドだ。
そんなサントーニは制作過程が全て手作業で行っている。革を染める際には何種類もの色を織り交ぜて染めるため、サントーニ独特の深みと味わいのある色となっている。そんなサントーニについて紹介しよう。
サントーニの特徴と種類
サントーニの特徴
クオリティを重視した制作行程の全てを手作業で行うこと。また、10も超える様々な製法を使い分ける。作る靴のデザインや機能性に合わせた製法や技術を変化させることができる。他にも、色染めには時間をかけており、ハンドペインティングで行っている。そんなサントーニの職人はアッパーを染めることは1つのアートとして思っているくらいだ。
サントーニは靴によって製法が異なる
職人を集め抜いたサントーニの製法には靴によって製法が異なるため、その製法を一つ一つ楽しむのも良い。
足を包み込むような「マッケイ製法」、クッション性に優れた「グッドイヤー製法」、軽くて履きやすい「サンクリスピーノ製法」などが挙げられる。他にもあるが、サントーニにはそれぞれ職人がおり、全世界をみてもここまで製法に拘っているブランドはないだろう。
サントーニの種類
ストレートチップ
革:カーフレザー
デザイン・技術を駆使した一品だ。色合いが独特なので他の茶色とは一味違う深みのある色だ。
モンクストラップ
革:カーフレザー
モンクストラップとしては、実にシンプルだ。特徴的なのがソールに使われている白のレザーだ。レザーソールのため耐久性はないが、細部まで凝った作りをしている。
プレーントゥ
革:カーフレザー
プレーントゥに少しつま先に花飾りのあるちょっとした装飾は上品な感じをいっそ引き立ててくれる。
サントーニはどういう靴
サラリーマンの革靴の平均予算としては4倍近くも超えてくる価格だ。イタリアを代表する技術力は確かなものを感じたことは確かである。ほとんどの革には最高級であるカーフレザーを使っているところも拘り感じる。全ての行程を手作業なため、1つに対する思いは強い一品だ。最近の女性でも、10万円近くのバッグなどを持っている人も少なくない、30歳を超える男性営業マンのボーナスで買う最大級のご褒美としてあれば良いように思える。