ワイシャツの正しいたたみ方~一人暮らしのあなたでもできます

ワイシャツはビジネスマンの必需品だが、意外とその収納に苦労している方も多いのではないだろうか。ウォークインクローゼットで保管していても、面積を広く取ってしまったり、カビや臭いの原因にもなる。そのため最近ではワイシャツをたたんで収納する方が増えている。

シワが目立たないワイシャツのたたみ方

Tシャツやパーカーといった布製の衣類に比べて、ワイシャツはシワが残りやすい。そのため、たたみ方が布製の衣類とは異なる。ワイシャツをたたむときは、背中側を中心にたたむことで、シワが目立ちにくくなる。

ワイシャツをたためるだけで、出張時の荷物もコンパクトになるため、特にビジネスマンは覚えておきたい。

ワイシャツはアイロンをかけた直後にたたまない

アイロンをかけた直後のワイシャツはシワが伸びていても、スチームによって湿気の多い状態だ。その状態でたたむとシワが深く入りやすいため、アイロンしてから最低でも30~45分の間隔を空けておこう。

乾きやすいようにそのときだけハンガーにかけておくことがおすすめ。

ワイシャツを裏にしてたたんでいく

シワになっても目立たないように、ワイシャツの裏面を中心にたたんでいく。たたみやすいように、ワイシャツの第一・真ん中・一番下のボタンを留めておく。ワイシャツを着たときに、丁度肩甲骨にくる部分から、袖が反対側にくるように折る。

反対側に飛び出た袖を裾側に折り返す

一度折ると袖が飛び出るため、折られた範囲の中に袖端まで納まるように裾側に折り返す。片側はここで終了。

もう片方の袖も同じように折っていく

左右対称に、もう片方の袖も同じように折っていく。すると、背中側だけで収まるように折れる。このときに折り返したラインが左右で平行になっていることを確認しておく。

裾側から半分に折る

最終段階として、裏面のまま裾側から2つ折りにしていくのだが、裾から10cmほど空けたところから折っていこう。その際に今まで折った部分が崩れないように、2つ折りするときの中心を定規で押さえておこう。折った後に横から定規を抜いておく。

最初に裾から10cmほど空けた部分を両肩に収納することで、たたんだ状態を維持しやすくなる。

もっと簡単にたたみたいなら「折り畳みボード」を使う

これまでの方法できれいにたたむことが難しいと思ったら、最終手段として「折り畳みボード」がおすすめだ。折り畳みボードを使うと、YシャツからTシャツまでほとんどの衣類に対応してたたむことができる。本体に乗せて順番に折っていくことで、全て同じ大きさに折りたたむことができる。折り畳みボードを使うことは自分で畳む方法の中では最も簡単な方法だ。