型くずれ防止!スーツを長持ちさせる正しい収納方法

スーツは収納方法一つで長持ちするか決まる。間違った方法で収納していると、次回着る頃には型くずれや虫食い、最悪の場合カビが生える恐れがある。

その季節しか着用しないスーツは、半年以上も着ないことになり、ポケットに物が入っていたり細いハンガーにかけていると、形が変形してしまう。またスーツに染み付いた汗は、衣類害虫のエサとなり、繊維の中に残った湿気がカビ菌を増殖させる。3ヶ月以上着ないスーツは収納カバーに入れておくように心がけよう。

スーツを傷めない正しい収納方法

現在収納しているスーツが以下の状態になっていないか、まず確認しておこう。1つでも当てはまればスーツを傷めてしまうため、収納方法を見直してほしい。

  • ポケットの中に物を入れたままの状態
    名刺入れやハンカチ、ボールペンなどを胸ポケットや外ポケットに入れたままだと、ポケットの形が変形してしまう。ハンガーにかける際は、ポケットに入っている物を全部出しておこう。
  • ジャケットとパンツを一緒のハンガーにかけている
    同じハンガーにジャケットとパンツを収納していると、中に隠れているパンツの風通しをジャケットが邪魔してしまう。必ずジャケットとパンツのハンガーは分けておこう。
  • スーツを裸のまま保管している
    スーツは収納カバーに入れず裸で保管していると、部屋の埃が付着してしまい虫食いの原因になる。特に衣替えで長期的に保管するスーツは収納カバーに入れておこう。

ジャケットは太めのハンガーにかけておく

細いハンガーだとジャケットの重みが、集中しやすく型くずれを起こしてしまう。スーツ用ハンガーの中でも、木製で太く作られたものがおすすめだ。木製のハンガーは除湿効果・防臭効果に優れている。木目から湿気を吸収し、さらに汗のニオイまで抑えてくれる。

スーツをかけるときの注意点
スーツをハンガーでラックにかけるときは、他の衣類と重ならないように、3cm以上間隔を空けておく。スーツが重なると、風通しが悪く、カビが生えやすくなる。また他の衣類と一緒にならないように、スーツ用ラックを用意しておくようにしよう。

パンツはパンツ用ハンガーに挟んで吊るす

パンツは丈が長いため、折ってハンガーにかけている方も多いが、その収納方法が1番シワになりやすい。パンツはパンツ用ハンガーにベルト部分を挟んで吊るしておく。ベルト部分の生地は分厚く作られているものが多く、挟んでおいても傷みにくい。この方法は紳士服店でも行っている方法なので是非試してみて欲しい。

スーツを衣替えするときはクリーニング屋へ出す

衣替えによって、スーツを長期的に保管する前にクリーニング屋に出しておこう。クリーニングによって、日々のブラッシングでは落としきれない、生地の中に染み込んだ汗や汚れを落としてくれる。

クリーニング屋から戻ってくると、ビニールによって梱包されているが、すぐビニールは取り、収納カバーに入れておこう。ビニールは通気性が悪く、入れたままだと、せっかくクリーニングしたスーツを傷めてしまう。

ローテーションで着ないスーツでも毎日ブラッシング

1週間のローテーションで着まわす、全てのスーツを毎日ブラッシングしておこう。部屋の中に置いておくだけでも、日々埃が付着してしまう。また、ブラッシングは埃を落とすだけでなく、繊維を整え生地本来の光沢が出る。

スーツの寿命は10年以上

スーツは破れたりしない限り、正しく収納し、手入れを怠らなければ10年以上持つと言われている。日々のブラッシングの差が顕著に現れるのが、2年ほど経ってからで、生地の傷み具合が全く違う。

ビジネスマンにとって商売道具はどれも、長く使い続けてほしい。安いスーツを消耗品のように使い回すことも1つの手段だが、高品質のスーツを手入れして、長く使ったほうがコストを抑えられる。