ファッションの聖地とも言われているイタリアで人気の高い革靴【ANTONIO RUFO(アントニオルフォ)】。よく知られたブランドの割に、価格は2万円代と経済的。実はこれまでも履いたことが無かったので気になってネットでストレートチップタイプを購入してみた。
アントニオルフォの革靴 ストレートチップの基本情報
タイプ | ストレートチップ |
色 | ライトブラウン |
素材 | アッパー:牛革、足底:革底+合成底のコンビ |
原産国 | イタリア |
価格 | 27,000円(税込) |
評価 | ★★★★☆ |
箱を開けた瞬間から漂う牛革の独特の香りがあった。かなり高級のあるスタイリッシュな見た目だ。色合いは少し派手目なライトブラウンを購入。フォーマルなシーンでは少し使いづらいが、プライベートでも使えそうなものを探していたので今回はこの色を選択。
履いてみた印象
革靴の主張が強く、スーツに合わせるにはグレーなどの薄めの色よりは紺系の濃い色に合わせた方が良いように感じた。ドレスシューズとしての使用がメインなこともあり、デザインにはかなり凝った印象を受ける。
履き心地は?
商品情報に、「横幅広め」と書いてあったため少し横幅に余裕がある。足自体細い人であれば、紐をキツく締めれば問題はない横幅だ。
サイズチャートに関してはこちらを参考にしてほしい。
ヨーロッパサイズでは、日本サイズと違い分け方が少し中途半端に感じる。自分の履いているスニーカーよりワンサイズ小さいサイズの枠のもので購入する方が良いように思える。ちなみに私は足のサイズが26.5なので、26.0~26.5にある42サイズを購入した。捨て寸が長めにあるので、小さいサイズの方が見た目的にもキレイに見える。
革の伸び
牛革で、かなり厚めの生地だが、革自体は柔らかくこのように指で押しても伸縮性が長けているのを感じる。なので安心して小さめのサイズでも履ける。
足底の減りは?
赤い枠で囲われているところが、合成底となっておりゴム製。特にカカトの部分は固く耐久性に優れている。それ以外の部分は革でできており足底からも工夫があるのがわかる。作りとしては精巧である。レザーソールのように「カツカツ」と革靴らしい音を出すことができないが、デザインとは裏腹に足の疲れ・負担を考えた造り。
経年変化への対応
今回のように明るめの色の革を選んでしまうと、毎日のメンテナンスが非常に重要となってくる。ただ、これを怠らなければ色がもっと軽い色から渋い大人っぽい濃い色に変わっていくため、味を出すことができる。手入れに関してはしっかりしないとキズなどは目立つ印象がある。
汚れ具合は?
ライトブラウンということだけあって、タイヤ痕のような黒いキズは目立つように感じた。小石等の傷であれば靴クリームで磨くことキレイに消える。黒いキズに関しては、靴クリーナーを使って落ちないのであれば、こちらの修復方法を参考にしてほしい。
これでも落ちなかったら,、靴屋で対応してもらおう。
コストパフォーマンスは?
社会人の平均の革靴の予算は2万円前後である。その結果からしたら決してアントニオ・ルフォは安いものではない。しかし、ドレスコードの場や、プライベートでおしゃれに決めたい時の革靴としては高級感もあり、デザイン性にも優れたアントニオ・ルフォの革靴が活躍するように感じる。2万円代でここまで、精巧なつくりで日本人に合うように横幅も広い革靴としてコストパフォーマンスは高い印象だ。
アントニオ・ルフォの革靴はどういう人に向いている?
「ちょっとオシャレな場や自分へのご褒美に」といったときに買うことが良いように感じた。値段的にも高くはないので、同シリーズにの黒を一つ持っていることで、どこの場でも履いていける。ブランド的にも恥ずかしいものではないので、持っているだけで自信に溢れ仕事も頑張れそうな印象を受けた。