立ち仕事における「足のむくみ」は意外にも簡単に防ぐことができる。
飲食業や販売員、美容師や教師など、立ち仕事が多く足のむくみに悩まれている方は是非参考にしてほしい。
足のむくみを防ぐ・解消する方法
こまめに水分補給
水分補給で血液循環を整えることにより足のむくみが改善される。立ち仕事が多くなると「意識的な水分補給」というのが失われがち。成人男性は1日2~3L近い水分補給が必要であり、立ち仕事が多く休憩もろくに取れない方は慢性的な水分不足に陥っていると見て間違いない。2~3Lという水分量は意識しないと絶対に飲み切ることができない水分量なので、「意識して」飲むようにしてみよう。
水分は「こまめに」取ること。一気に飲んでしまうと腎臓に負担がかかりろ過しきれず、ほぼ全てが尿となって排出されてしまう。無意味な水分補給とならないよう、ちびちび・何度も飲むことがポイント。
足首を動かし血行を促進
「立っている時間」で言ったら、美容師も営業マンも実は同じくらいだと思うが、足のむくみや疲れという観点で言うと美容師の方が症状が出やすい。
それは「立ちっぱなし」で足首を使っておらず関節が凝り固まっているため。血行が悪くむくみやすくなっているのだ。ポンプの役割を果たすふくらはぎを動かしたり、もんだりすることで筋肉がほぐれ血行改善に繋がる。
靴を4足以上用意する
ビジネスマンとしては「革靴を4足以上持つ」というのは常識だが、美容師や販売員、飲食業などの現場の方だと靴に対する意識が顕著に希薄な印象を持つ。
靴というのはそもそも連続して履くものでなく、1度履いたら3日以上休ませるのがルール。汗を吸い込み除湿しきれず、雑菌の温床となっていることだろう。それが靴の劣化につながり、クッション性や透湿性、その他靴としての機能性を失った「疲れる靴」で仕事をしていないか今一度確認してほしい。
着圧ソックスを履く
女性のものしかない印象だが、飛行機を乗る際のエコノミー症候群予防の為に男性用の着圧ソックスがある。
以上のようなことは、勤務中でも行えるものである。少し意識することでむくみは改善でき仕事の効率も上がるものである。立ち仕事で足が疲れるのは当然である。その為に、いかに疲れにくくすることが大事になってくる。