営業マンはアポイント先を訪問する際に、革靴を正しく脱ぐこともマナーとして重要である。足元を気にしてしまう私だからこそ気になってしまうことだが、革靴をキレイに脱ぐことでマナーだけでなく靴も傷めずに済ませることができる。未だにかかとを踏んで脱いでいる方は脱ぎ方を学び直してほしい。
革靴を正しく脱ぐことは靴を傷めずマナーもいい
革靴を正しく脱ぐことは靴を傷めないだけでなく、訪問時のマナーとしても重要である。中でも、個人宅へ営業に出る方は革靴を脱ぐことが多いだろう。脱ぎ方で相手を不快にする前に正しい脱ぎ方を覚えておこう。
革靴の正しい脱ぎ方
1:紐を緩める
紐靴なら多少紐を緩めることが大切である。後に履く時を考えても紐が緩ませておこう。紐を緩めるくらいの余裕は相手も持っているため、ここで焦ってしまうことは禁物である。
2:相手に背を向けない
1番やりがちな方法だが、相手に背を向けることはマナー違反である。かかとを踏んでいる方にありがちな行為だ。できる限り相手のほうを向いておこう。
3:かかとを手で抑えながら脱ぐ
両端の紐を緩めてから、持っているものを一度置きかかとを抑えながら片方ずつ脱ごう。その後スリッパがあれば、履き替えておこう。
※かかとを抑えるときはソールに触れないようになるべく上の方を抑えよう。
履く時も注意すべきだが、見る人はかかと正しい脱ぎ方を日頃から行えているか、靴を見ればわかる。そのため、かかとを踏みながら脱いでいる方の革靴をみれば、その人の性格が見えるとも言われている。「こうゆうときだけ正しく脱ぐのか?」と思われないとうにしておこう。
4:最後に靴を揃える
揃える瞬間はスリッパを履いた時の最後である。相手に案内される前の最後の行動である。なるべく、端に寄せておき次の方が来ても良い状況にしておこう。
※常に他の人を意識した行動が大切だ。細かいかもしれないが、真ん中に堂々と自分の革靴があるより端に寄せている方が謙虚さを感じられる。また履く時は、真ん中に持ってきておこう。
革靴はその人の性格を現す鏡
革靴の痛み具合や脱ぎ方はその人の性格を現している鏡だ。中でどんな良い商談ができても、革靴1つで印象をマイナスになることは勿体無い。
訪問した瞬間から相手との商談が始まっていると考えておこう。その中で行う行為全てを相手は見ていると思っておこう。細かいところまで意識のできる営業マンにできない人はいないと私は思う。