とんがり革靴(ロングノーズ)はビジネスシーンで履いてOK?

ビジネスシーンでロングノーズは履いても問題ない。しかしあまりにとんがりした靴は、ホストのようで相手に不快感を抱く可能性があるため不向き。スーツとの相性や、あなたの風貌に合わせて履きこなせる場合は全く問題ない。

目安となるその境界線は捨て寸の長さ3cm以内。先が程よく尖っていると、細身でスーツに合わせやすい。

ロングノーズはスーツに合わせやすい

営業マンにとって見た目は大切である。ロングノーズの革靴は見た目をスタイリッシュにしてくれる。捨て寸があることで革靴がよりシルエットが細身になる。また、サイズの合ったスーツと相乗効果を生み見た目の印象を良くする。

とんがりの印象は捨て寸の長さで決まる

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写真のように履いた際に、足が届かない部分のことを「捨て寸」と言う。尖っている靴はどうしてもこの捨て寸が長くなりがちである。ロングノーズを選ぶポイントとして捨て寸を3cm以内におさまっていれば、「尖っている」と思われにくい。また、先の幅も3cm以内であればそこまで尖っているように思われることはないだろう。

就職活動中はなるべくロングノーズは避ける

今回のようにビジネスシーンでよくても、就職活動中は避けるべきだ。フォーマルな格好を好む会社もあるため、なるべく先が丸いストレートチップがおすすめだ。入社後に周りの方が履いている革靴を参考にしながら、探りながらロングノーズを履くことをおすすめする。

とんがり革靴は女性の印象も最悪

とんがり過ぎた革靴は女性からの印象も最悪だ。細身とは違った印象を与えてしまい、世の中の女性は「ホストっぽい」「売れないバンドマン」「派手」など、とんがり革靴に持っている印象は悪い。先ほどの捨て寸の基準を満たしていれば、問題なくロングノーズを履くことができる。

補足:とんがり革靴+爬虫類革は絶対に履いてはいけない

女性の最も嫌うファッションである。とんがり革靴だけでも印象を落としているにも関わらず、革が爬虫類革の相性は悪い。一番避けるべきものだ。

ロングノーズは状況に合わせて履き分ける

ロングノーズはビジネスシーンでは問題ないが、葬式には向いていない。フォーマルな先の丸いストレートチップを履くべきである。革靴は様々な種類があるため、選ぶときに困る。中でも今回のようにロングノーズの基準は難しいところだ。一番の基準は周りで働く方の革靴をお手本にすることが一番である。