歩きやすい革靴を選ぶポイントは以下の点である。
- サイズ感
- 通気性
- 革の伸縮性
- ソールのグリップ力
営業マンにとって革靴に「歩きやすさ」を求めることは必然的なことである。営業マンの必須アイテムの革靴は、仕事のパートナーとして一生付き合っていくものだ。
歩きやすい革靴・ビジネスシューズの選び方
毎日履く革靴に歩きやすさを求めるべきである。歩きやすいことで疲れにくく長距離の歩行を可能にする。外回りの営業マンであれば、1日10km以上も歩くため毎日の疲労が軽減されることは嬉しい限りだ。
革靴の「サイズ感」はピッタリより少しきつめ
本皮の革靴はどれも革が伸びるため、はじめはきつく感じてたサイズ感も徐々に足に馴染む。自分のクセを革が感じ取り、自分の足に合った形に伸びる。中でも足の甲の部分のシワの仕上がりはサイズ感で決まってくる。大きめのサイズを選んでしまうと足の甲に大きなシワができてしまい、見た目が悪くなってしまう。
甲のサイズ感は紐やストラップで調節する
足の甲は人によって全く異なります。足のサイズ感は良くても甲が少し余ってしまうことは難点である。そのため、調節しやすい紐靴やストラップがおすすめである。ローファーは着脱しやすいが、屈曲していくうちに甲の革が伸びて調節しにくくなる。いつまでも足に合った革靴を履きたいのであれば、ローファーは向かない。
「通気性」はソールが革製だけではない
足に熱が篭りにくく蒸れて抑えることも歩きやすい点になる。ソールがゴム製のものより革製の方が通気性が良い。しかし、最近ではソール部分に穴を開けて通気性を上げているものがある。さすがにソールの穴が開いているものに通気性で勝るものはない。足に新鮮な外気が入り込み、中の無駄な空気を外に吐き出すことで足の蒸れを抑える。
ソールに穴が開いた革靴の欠点
ソールに穴が開いていることで入り込むのは空気だけではない。水分も一緒に入り込む可能性も高くなります。そのため、雨の日に履くことは避ける必要がある。
高い革靴ほど「革の伸縮性」を持っている
革靴の値段はピンきりである。しかし、その値段を左右している多くは「革の品質」である。良い革靴ほど高品質の革を使っていることは間違いない。革の中でも最高の品質と耐久性をもつ「コードバン」は馬一頭から靴一足分しか取れない希少性から「革の宝石」とも呼ばれている。
革の伸縮性だけなら牛革もおすすめ
コードバンの耐久性には欠けてるが、カーフスキン(牛革)も伸縮性だけなら負けていない。牛革は履いたときに少し硬く感じやすいが、伸縮性が高いため履いていくうちに足に馴染んでいく。値段もコードバンよりリーズナブルに設定されているため、多くの方が履いている革靴に使用されている。
ソールのグリップ力
歩きやすさの最後にソールのグリップ力をポイントにしたい。階段を上がるときや、通勤で自転車を漕ぐ際にソールにグリップ力があると非常に良い。ソールにグリップ力を求めてしまうと、どれもゴムソールになってしまうため、見た目の部分では革ソールに劣ってしまう。
ヨークソールでゴムと革の特性を求める
ゴムと革の両方を兼ね備えたヨークソール(混合ソール)がある。革靴ブランドでヤンコが得意とするソールである。地面に触れるつま先と踵部分にゴムソールを使い、土踏まず部分に革を使うことでソールにグリップ力・耐久性・通気性を備えたソールである。
歩きやすい革靴で営業成績も上げていこう
歩きやすい革靴を履くことで仕事の効率も上がる。デキる営業マンであれば、使うもの全てに機能性を求めてもらいたい。私は良い仕事をするために形から入っても良いと思っている。良い靴を履いているだけでも、気持ちが高ぶり仕事にやる気を与えてくれる。