革靴には染料が使われているため、汗や蒸れで革靴の色が靴下に移ってしまう。しかしこれを防ぐための簡単な方法がある。
- 通気性の良い革靴を履く
足汗が染み込むことで、染料が溶け出して靴下に革靴の色が移ってしまう。通気性の良い革靴を履き足汗をかきにくくするだけでも効果あり。 - 防水性のある革靴を履く
足汗だけでなく、外部から水分が染み込んでも内部に影響を与えて靴下に色が移ってしまう。革靴の防水性もポイント。 - 色落ち防止スプレーを吹き掛ける
革靴は色が落ちやすいため色落ちを防ぐスプレーで革をコーティングし対処可能。
本革の革靴ほど染料が多くなるためため、早めに対処して色落ちを防ごう。
革靴の色を靴下に移らないようにする方法
通気性の良い革靴を履く
季節や天候に関わらず、構造上足汗をかきやすい革靴は「通気性」に注目すべき。

特にゴアテックスを搭載した革靴は、通気性・除湿・透湿・防水・防塵とほぼ全てに対応しているためおすすめ。「スマートな長靴」と考えるとイメージしやすいと思う。革に足汗が染み込むだけで革の染料が溶け出してしまう。そのため通気性の良い革靴を履き、足を蒸れにくくすることは大切。
アウトソールはゴムより革の方が通気性が良い
革靴のアウトソールはゴムソールと革ソールの2種類に分けられる。「通気性」という観点から見ると革ソールがおすすめ。革ソールは毛穴があった部分が自然の通気口となり、外からの空気を入れられるようになっている。
また最近では、大胆にもアウトソールに穴を開けて物理的に通気性をUPさせる革靴もある。アウトソールに穴が開いている革靴は革ソール以上に通気性が高い。しかし通気性が高い分、水分も一緒に入り込む可能性があるため防水性には欠けてしまう。
防水性の高い革靴を履く

外部から水分が染みこまないように、防水性の高い革靴を履くことで染料が溶け出すことを防げる。ゴアテックスが搭載された革靴でも構わないが、防水スプレーを吹き掛けるだけでも十分効果がある。特に、防水スプレーは雨の日だけではなく、普段の手入れの仕上げに吹き掛けることで汚れも付きにくくなる。
色落ち防止スプレーを内部に吹き掛ける
あまり知られていないが、革靴は色落ちすることが前提となっているため、「色落ち防止スプレー」なるものが市販されている。革靴の内部に吹き掛けることで、革がスプレーでコーティングされる。外部の水分(雨)には防水スプレー、内部の水分(足汗)には色落ち防止スプレーと言ったところ。
革靴の色が靴下に移ってしまう理由
本革の革靴は動物の革を使っており、上から染料や顔料を塗って色を付けている。そのため、時間とともに靴下に革靴の色が付いてしまうのは経年劣化の範疇と言えばそれまで。特に雨や足汗で革に水分が含まれると染料や顔料が溶け出して内部に浸透してします。
革靴の繊維自体の色は薄く染料や顔料で塗らないと、濃い色が出ないため必ず作業工程で染色は行われている。
最終手段は濃い色の靴下を履く
ここまでの方法を行っても、色落ちが防げなかったら濃い色の靴下を履くしかない。紺や黒といった濃い色であれば、例え色落ちしても靴下の繊維に革靴の色が染みこむことはない。もし自分の革靴がどれだけ色落ちしやすいのか、一度白い革靴を履いて試してみるのも必要。
もし一日中履いて白い靴下に革靴の色が付いたら、すぐに色落ちしないように対処しておこう。