【ドライビングシューズ】タクシードライバーの革靴

革靴に興味を持ち始めると、色々な人の革靴に目が向くようになる。靴底の減り方を見たり、靴ジワを見たり。靴の状態を見ればその人がどんな仕事をしていたり、どんな気性で性格なのか、想像するのが楽しくなる。

そんな時、あまり足元を見ることができないタクシードライバーの方の靴が興味深かった。

タクシードライバー専用靴「ドライビングシューズ」

タクシードライバーの足元を見たことがあるという方は意外と少ない。
実は「ドライビングシューズ」という専用の革靴を履いており、運転中の負担を軽減・効率化する仕組みとなっている。

普通に上から見ただけではただの革靴にしか見えないのだが、足底に工夫が施されている。

かかとまで滑り止めがある
かかとを着けたままアクセルやブレーキを踏みやすく操作しやすくした設計である。

つま先からかかとまでに隔たりがない
つま先からかかとまでフラットな作りになっていることからペダル操作で引っかかることがない

つま先からかかとまでが一枚革でできている
これは、微妙なペダル操作が求められるタクシードライバーだからこそ大切なこと。また足にフィットしやすい構造になっておち、足裏に靴底が張り付いた感覚で操作できる。

運送業ではあまり履かれていない

ヤマトグループ - Wikipedia

ヤマトグループ – Wikipedia

ドライビングシューズはスーツ姿であるタクシードライバーに似合う革靴である。運送業の人たちは、運送だけでなく、運送先で荷物を持って運ぶことも仕事の一部になるのでスニーカーの方が実用的。また、見た目的にも宅急便の人の制服姿にはスニーカーの方が似合う。

色んな仕事の足元をみると、それぞれの仕事内容に適した靴を履いていることに気がつく。

靴一つとっても工夫が施されており、日本ならではな発想のものもある。身の安全は足元からであり、見た目の印象も足元で決まるからこそ、スーツでも運転しやすいドライビングシューズができたのだろう。