「税金泥棒」と言われない役所勤めの公務員の服装・革靴

公務員は堅いイメージの強い印象であり、服装や髪型、靴などに関して疑問に感じる人が多いと思うが、実は決まった一律の規則はなく、職場ごとに合わせるのが常識である。

しかし、「規律が無い」のと「自由」はイコールではない。仕事の特性上、普通の営業マンよりお客様(市民)から送られる目線は厳しいと思った方がいい。規則がないからOK、注意を受けてないからOK、とあまりに自由にファッションを楽しんでいる者が最近多いように感じている。

公務員の服装や髪型

冒頭でお話したように、公務員とは言っても、髪型や服装に決まった規則はない。

ただ、「税金で飯を食っている」と言われないためには、必要最低限のマナーのもと相手を不快にさせない格好は心得ておきたい。また、決まりがないと言っても役所によって全く空気感が異なるため、ここに書いてあることが全てではない。例えば、◯◯市役所と▲▲市役所があったとすると、銀行と広告代理店くらい違う。

役所に勤める公務員の服装

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黒または紺スーツがベター。「新人は1年間黒無地スーツ」という決まりの役所もあると聞く。逆にカジュアルな半私服の職員も、私の市役所では見受けられる。

役所に勤める公務員の革靴

フォーマルなストレートチップを履くべきと考える。茶系・赤系は避け、黒に徹する。

市役所は基本、窓口から職場の様子が見て取れるオフィス型式になっているため、足元については特に注意すべき。それなのに平気で茶系・赤系の靴を履いたり、クロックスでウロウロしている職員も見受けられた。同じオフィス型式を取っている銀行・金融系の会社では絶対にありえないが、市役所は平気でやる。

やはり「サラリーマン」という意識は無く、上から目線体質なので中々改善されることはないだろう。

市民(お客様)から常に見られている

お役所仕事は意外と知られていないが「クレーム産業」。
それでいて改善の余地が見られないので正直目も当てられないが…。

いくら役所によって規律が違うとは言っても、我々一般市民からしたら何も変わらない公務員である。「税金で飯を食ってる」としか思わず、このような厳しい目線を送る人は多い。その服装に関して見る人は見ているし、営業マンと同じように、「お客様(市民)からどう見られているか」を常に意識する姿勢は忘れないでほしい。

この考え方を持っていれば、そもそも「スーツの色は?」「どんな革靴なら?」という質問は出てこないはず。