【就職が決まらない】夏は就活生もクールビズで面接を受けていいの?

就活生の立場としては、できれば4月、遅くても5月には就活を終えたいところだが、なかなかうまくいかずに6月以降にズレ込んでしまうことがある。

そうすると企業のクールビズ期間(5月~10月)に当たってしまうため、どうしてもその服装に関する疑問が多くなると思う。しかし、「クールビズ」という制度自体が努力規定なので、就活生にとっては本来気にするポイントでも何でもない。つまり指定がない限りスーツ・ネクタイ着用が必至である。

なおサマーインターンにおいても同様。

【就活生・大学生】インターンシップで好印象を持たれる服装・革靴

2016年4月23日

クールビズは「社員」に向けた規定

なぜ就活生にクールビズが許されないのかというと、それはその企業における社員に向けた規定だからだ。

就活中でどこにも属していない学生が、その企業の規定に従うのはそもそもおかしいし、フォーマルな場や商談においては、たとえ夏の暑苦しい季節であってもネクタイ・ジャケット着用が原則でありマナー。

私服面接の場合やクールビズ指定の場合の例外もある

しかし私服面接や、企業側がクールビズスタイルを指定している場合はその限りではない。

企業側の就活生に対するはからいであったり、体調面を考慮したものなので、そこは「従うのがマナー」。深読みしすぎてわざわざスーツスタイルで臨むの方が相手に気を使わせてしまう。ただ、念の為カバンの中にネクタイを入れてジャケットは腕にかけておいた方が良い。

面接会場に着くまではしっかり暑さ対策

「上下スーツ着用」というのはあくまで会場内でのこと。移動中の電車内や、東京の炎天下のオフィス街を無理してスーツで歩きなさいというわけではない。しっかり暑さ対策を行い、万全な状態で面接や説明会に臨んでほしい。

ただ、会場に入る寸前で格好を整えると意外と危険。色々な人があなたを見ていると思って、一つ一つの行動に気を使いたい。「あち~」と言いながら企業のパンフレットをうちわ代わりに扇いでいたり、友達と大声で話していたりしていないだろうか。