【梅雨×革靴】足のむくみで悩むサラリーマンが実践している対処法

梅雨の時期は気圧や湿度の影響で足がむくみやすいと言われている。

特に営業周りで1日中走り回っていると、午後から足全体がパンパンに…。むくみの原因は静脈の詰まりやリンパ液の滞りによって、皮膚の下の血管等に余分な水分が溜まって起きているため。

梅雨にむくみやすいと感じるのは、気圧が不安定であったり、日本独特の湿度の高さが原因。

梅雨による足のむくみの原因

梅雨時期は最も気圧が不安定な時期と言われている。短い時間の中で気圧が上がったり下がったり変化すると、自立神経の働きが混乱を起こし、血流を悪化させる。血流の流れが悪いと詰まりを起こし細胞に溜まった余分な水分が排出されず留まり、むくみとして現れる。

高湿度によるむくみ

雨量の多い梅雨の時期では、湿度が常に高い状態になりがちである。人間本来の機能で、自分では感じない程度に汗を蒸発させ熱を放出して体温調節を行っている。だが、湿度が高いと汗が皮膚から蒸発しにくくなり、結果水分を体内に溜め込みむくみやすい状態にしてしまう。

革靴の締めつけによるむくみ

以前、革靴は少しキツめのものから選ぶよう解説したが、雨季に伴う湿気は考慮に入れていないはず。対策としては、靴紐をゆるめたり、指を動かしながら血流を取り戻すしかないが、紐を緩めて歩行すると型崩れに繋がるため注意が必要。

梅雨以外のむくみの要因

塩分の多量摂取によるむくみ

厳密にいうと水分過多でむくむのだが、塩分を摂り過ぎると体内で塩分濃度を無理やり調節しようと、排出するべき水分が留まってむくんでしまう。

運動不足によるむくみ

体内を巡るリンパ液は筋肉がポンプの役割を果たしている為、運動不足による筋肉の衰えでリンパ液が巡らなくなり、体内の老廃物や余分な水分が留まってむくんでしまう。

水分不足によるむくみ

摂取しないといけない水分を取らずにいると、排出するべき水分が体内に残りむくみを起こす。

梅雨の時期のむくみ解消方法

除湿機で室内の湿度を一定に保つ
物理的に湿度を落とすことも効果あり。50~60%以下に湿度を保つ。

むくんだ場所を温めて血行改善
足を暖めることで血流が改善しむくみが取れる。逆に足をもんだりすると血流を圧迫し、更にむくみを悪化させてしまうため注意。

足の指を動かす
足には全身の6~7割以上のリンパが集中しているため、時間があるときや気づいた時に指を動かすだけでも血流改善に効果がある。

以上が、梅雨のむくみ対策。むくんだ足で革靴を履いていると、革靴にも余分な負担がかかってしまうため注意しよう。