革靴のシミやしつこい汚れにはクリーナーの出番。1ヶ月に1度クリーナーを使って古い油分を落とすことが重要だ。革靴を長持ちさせる秘訣でもあり、革を一度リセットさせる。油はどんなに良質なものでも時間が経てば酸化してしまう。油を塗って栄養補給することも大切だが、その油を落とすことも重要なケア。
しかしクリーナーは、言い換えれば「洗剤」なので強力なものは汚れが落ち過ぎてしまう。クリーナーによるケアが済んだら、再度新鮮な油分で栄養を補給してあげるのがポイント。
革靴のしつこい汚れ対策におすすめするクリーナー
頑固な汚れを全て落とす「サフィールレノマットリムーバー」
サフィールレノマットリムーバーはシミやしつこい汚れを落とす中性対応の強力なクリーナーである。鉱物系の溶剤を使っているため、革にダメージを与えないように処方されている。油分などもしっかり落ちるので使用後は革に栄養補給(油分・保湿など)が必要である。
価格:1620円~
使用頻度:3ヶ月に1回
※非常に強力なため使い過ぎに注意
油分補給を同時に行える「サフィールレザーバームローション」
サフィールレザーバームローションは安全で革に優しいクリーナーである。サフィールレノマットリムーバーと比べると、「汚れ落とす力」は劣るが、天然成分の溶剤やオイルを配合しているため、汚れ落としと同時に油分補給もできる。靴以外の革製品にも使えるため高ポイント。
価格:1944円~
使用頻度:1ヶ月に1回
カビ予防まで完璧「M.MOWBRAY 汚れ落とし ステインリムーバー」
ステインリムーバーは水性タイプで革に優しい。汚れと同時に古いクリームを落とすことに優れている。日々の手入れ時に革をリセットさせる。靴クリームを塗る前のクレジングの役割を果たす。防カビ剤も配合されており、塗ることでカビ防止もできる。
価格:1943円~
使用頻度:1ヶ月に1回
※靴クリームを塗るタイミングの前に使う。
汚れを落とるオススメクリーナーのポイント
純粋な汚れ落としには「サフィールレノマットリムーバー」が優れている。しかし、あまりにも強力なため使い過ぎに注意。そのため、日々の手入れでは「サフィールレザーバームローション」や「M.MOWBRAY 汚れ落とし ステインリムーバー」が向いている。私は、これらのクリーナーを用途に合わせて使い分けている。クリーナーの実感を体験したいのであれば、サフィールレノマットリムーバーで使うことだ。