足が臭い原因の一つに爪垢が溜まっていることが挙げられる。

足から排出される物質は、汗・垢・皮脂であるが、この3つが蒸れ蒸れの革靴の中で発酵され爪の中に混入しニオイを持つ。ただ、対処法としてはそれほど難しいものではない。そもそも3つの物質とも水溶性、つまり水に溶ける物質であるため足を水で洗い爪を切れば終了。

風呂には毎日入っているだろうから、ただ爪を切ってやるだけであなたの足の臭いは半減されるはずだ。

垢が溜まりやすい爪をきれいにする方法

足の爪は、手指の爪と違い大きく、また湾曲していることから垢が特に溜まりやすい。

爪を切るタイミング

爪を切るタイミングは風呂上りがベストである。爪がお湯に浸されることで柔らかくなるため、乾燥している硬い状況の爪を切るより、ひび割れを防止できる。

ニオイを悪化させる爪の切り方

爪に垢が溜まらないように、隙間なく深爪にする人がいるが、それは巻き爪の原因に繋がり余計に垢が溜まりやすくなる。1～2㎜ほど残して形を整えるのが正しい切り方。

爪垢の落とし方

泡立てた石鹸を歯ブラシに乗せ、爪垢を掻き取るように掃除する。石鹸の残りカスも垢の原因になるので、石鹸もキレイに洗い流す。

毎日垢は溜まっているので、体や髪の毛を毎日洗うのとセットで、爪の掃除も行うといいだろう。

足の指の付け根も洗う

ニオイを構成する要因の一つである「皮脂」の分泌腺（皮脂腺）は、足において指の付け根にしかない。従って足の指の付け根を特に注力して洗うと垢がたまりにくくなる。

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足臭は簡単に消すことができる

冒頭でも解説したが、足のニオイは汗・垢・皮脂の3つから構成されている。そしてその3つとも水で簡単に落とせる水溶性物質。おまけに足汗の性質はエクリン汗腺というところから排出される無臭の汗。

つまり、「足の臭いで悩んでいる」という人の原因はたった1つ。

洗ってないだけ

この事実は真摯に受け止めて欲しい。「そんなことはない」と反論したくなる気持ちもわかるが、仮にそうではないとすれば、臭いの原因は足ではなく「靴」にある。

靴に染み付いた臭いについては丸洗いするしか方法はなく、自然乾燥やいくら放置していても取り除くことはできない。

そんな臭い靴を履いていれば、確かに足にも臭いは染み付いているかもしれない。足の臭いの原因というのは、いたってシンプルで対策も容易。あまり深く考えずに素直にこれを実践してほしい。