どこかの芸能人のように革靴を素足で履いてはいけない。足も靴にもデメリットしかない。くるぶしが見えることがオシャレさやカジュアルさを演出したいなら、くるぶしソックスやふとカバーを履いた方がまだマシである。
素足で革靴を履いてはいけない
素足で革靴を履くことはデメリットしかない。どこの芸能人が言ったかわからないが、「素足で履くことがオシャレ」と思うなら最悪フットカバー足の見えない部分だけでも革靴との間に何かしらの布を挟んでほしい。
革靴の素足で履くことのダメな理由を教えていこう。
素足で革靴を履くそれぞれのデメリット
足に起こるデメリット
- 靴擦れを起こしやすい
革靴を素足で履くとクッション性や革の摩擦が素足に直接かかるため、靴擦れを起こす。 - 足触りが悪い
インソールやサイドの内部の皮が素足に触れるため、足触りが悪い。 - 足が臭くなる
足は体の中でもっとも汗のかきやすい部分である。そのため、汗を吸収するものがないため、足に汗が残りにおいを悪化させる。 - 足の血行が悪くなる
冬場で素足でいると、保温性を失い末端冷え性を引き起こす。足から寒くなり体の血行が悪くなる。
どれも足に起こるデメリットで、最悪な状況は体調不良を引き起こすこともある。
革靴に起こるデメリット
- 革靴内部がカビになる
足は汗をかきやすいため、臭くなるだけでなく革に付着することで菌が増殖してカビを靴内部に発生させる。革にとって1番の天敵は湿気である。 - 足にフィットしない
革靴はどれも靴下を履くことを想定して作られているため、素足で履くとフィット感がなくなります。そのため、無駄なシワが靴にできてしまう。 - 革靴が痛む
足から付くのは汗だけでなく汚れや皮脂が付着することで革靴が痛む。内部の色までも変色させる。 - 1回素足で履いたら当分は履けない
輪靴は靴下を履いても、2日以上は置かないといけない。もし素足で履こうものなら1週間以上は置いて殺菌・除菌・除湿を完璧に行う必要がある。
革はもとは動物のため、皮脂や汚れ、菌の付着に敏感である。
革靴は靴下を履いて長持ちさせる
革靴を正しく履くことが長持ちをさせるために1番大切なことである。手入れはもちろん、靴下を履くことは言うまでもない。素足で履いたときは汗で革が足に引っ付き脱ぎにくくもなる。そんなときに無理やり引っ張って脱ぐことも革靴を痛める原因である。革靴は足を守るためにあるが、素足を守るために設計されたものはせいぜいサンダルぐらいだ。