私はビジネスシーン以外でも革靴を履くことが多い。特にデニムと履き合わせることが多く、最近では若い子もプライベートで同じスタイルをしていると聞くので少し鼻が高い。
「ビジネスシーン以外では履かない」「スラックスに合わせるイメージ」という印象が強い革靴だが、黒でも茶系でもデニムはよく合う。今回は私が実践している革靴×デニムコーディネートを紹介しよう。
革靴×デニム(ジーンズ)のコーディネート
革靴のイメージはスーツで履くものと思う人が大半。ただ、固定概念を捨てて今実際に履いている革靴をデニムで履いてみると、意外にもしっくりくるものが多い。ちなみに写真の革靴は、リーガルのGORE-TEX性能を採用した革靴。
どうせ履くならこうした機能性が高いものの方が、私服のときはいいかもしれない。
私服ではあえて外すストレートチップ
スーツの場で活躍することの多い代表的な形「ストレートチップ」。ビジネスシーンで大きく活躍するこのタイプは、逆に「仕事!!」というイメージを大きく与えるものとなっている為、フォーマルな印象が持たれてしまう。
ローファーやスウェード生地で季節感を出す
ローファーについては以前私が痛烈に批判したが、タッセルであればジーンズやパンツ合わせるとおしゃれに着飾ることができる。
脱ぎ履きが楽なローファーは夏に人気で、女性からもスニーカーやサンダルより清潔感・爽やかな印象を与える。シャツとデニムでラフな格好でも、ローファーでかっちりした印象を与えてくれる。
またこのようなスウェード生地のローファーであれば、秋冬の季節感を出すことができる。厚手の生地の印象があるスウェード生地は、セーターやウールジャケット、コート等に組み合わせることで全体に統一感が出る。もちろんデニムにもよく合う。
パンツ×革靴スタイルももちろんOK
学生にはない大人らしい印象を与えられる【パンツ×革靴スタイル】。デニムより少し固い、清楚なイメージを出すことができる。
私服がダサいお父さんは即実践
「私服がダサい」と言われるお父さんも、実は靴を革靴に変えるだけで一気におしゃれになることができる。
実際に私の普段の服装は、ユニクロのパンツに普段の革靴を合わせているだけ。服というのは「靴」がその印象を決めているため、土台となる靴がしっかりしていれば、全体が締まってカッコよく見えるのだ(これはスーツにおいても同じ)。意外にも、普段履いている革靴は綺麗に磨いているのに、私服で履くスニーカーはボロボロという方が多い。
靴は身にまとっている衣服を底上げする力を持っているため、良い靴を履くだけで「ダサい」と言われることはなくなる。