カフスボタンを装着する際の注意点・マナー

ワイシャツの中には、カフスボタンを装着できないものがある。カフスボタンを装着するためには、袖のボタン側にもボタン穴がないといけない。紳士服店で売られているワイシャツの中で多い袖の形は、ボタン穴がボタン側にある袖が一枚になっているコンバーチブルカフスと、長めの袖を折り返して留めるダブルカフスの2種類。

コンバーチブルカフスは、ボタンとカフスボタンのどちらでも、袖を留めることができる。そのため、ビジネスの場でも見かけることが多いワイシャツの袖だ。ダブルカフスは袖を折り返して、カフスボタンで留めるため、カジュアルかつドレス性が強く、職場によってNGとなっているところもある。

カフスボタンを付けるときの基本知識

ワイシャツの袖はシングルカフスとダブルカフスの2種類に分けられる。主にビジネスの場で多く見かけるのが、シングルカフスの袖が1枚になっているものだ。その中でもカフスボタンと相性が良いのが、コンバーチブルカフスである。

ダブルカフスはカフスボタンを付ける前提で、作られており、もともと袖にボタンが付いていない。長めの袖を折り返しカフスボタンを装着する。ダブルカフスのワイシャツはドレス性が高く、パーティや結婚式におすすめだ。

カフスボタンを付けるときの注意点

全てのワイシャツにカフスボタンが装着できるわけではない

ワイシャツのタイプによってカフスボタンが装着できないものがある。ボタンホールがボタン側にあることが基本となっている。シングルカフスの中でも2ボタンタイプの袖を2点で留めるものには向かない。

コンバーチブルカフスに装着時は付属のボタンを取っておく

コンバーチブルカフスはボタン側にもボタンホールが付いている。そのため、カフスボタンを付けるときに、袖に付いたボタンを取っておいたほうが、邪魔にならない。

派手な色のカフスボタンは避ける

ワンポイントで見えることがオシャレとなるカフスボタンは、色が何色もあるものより1色で落ち着いたものがおすすめ。

葬式では絶対に装着しない

カフスボタンを装着することはオシャレの一環のため、葬式のマナーではNGとなっている。

ビジネスの場でデザインに拘ったカフスボタンはNG

カフスボタンのデザインは豊富で、ダイヤを使ったものや金を使ったものがあるが、どれもビジネスの場では不向き。デザインに困ったら、ネクタイピンのデザインと合わせることのが無難。

マナーを守ってカフスボタンで袖にアクセントを付ける

カフスボタンはマナーを守って装着することで、アクセントとなりオシャレな印象を相手に与える。カフスボタンは自然な感じで見えることがオシャレとされており、あえて主張の強いものを装着する必要はない。

毎日着るワイシャツの袖元にアクセントを取り入れるために、カフスボタンに挑戦してみることもいいだろう。

営業力を上げるカフスボタンおすすめブランド3選