結婚前の両親の挨拶で、最も見落としがちなのが靴。
特に結婚相手のご両親となると、年齢的には部長や役員クラス。そういった方に挨拶に行くのと同じなわけで、基本的にはガッチガチなフォーマルで行くべき。
カジュアルな要素など微塵も要らない。意外とこちらの記事の方が参考になるかもしれないので合わせて読んでほしい。
【参考】男性用~結婚式やフォーマルな場ではどんな革靴で出席するの?
服装はフォーマル黒スーツ 一択!!
着飾ったり、色気づいたりする必要は全く必要ない。ただ、リクルートスーツのような完全無地だとお葬式のようになってしまうので、ネクタイを明るくしたり、薄めのストライプが入った柄スーツが良い。
「時代遅れ」と言われても何でもいいので誠実さや真面目さをアピールすることが大事。目の前にしているのはあなたのお嫁さんのお父さん。極端なほどフォーマルにいって悪い印象を与えることは絶対にない。逆に中途半端にチャラチャラした格好が一番やってはいけない。
小物類も黒で統一
ほぼ間違いなく上着を脱ぐように指示されるので、脱いだ後の身なりも事前にチェックしておくこと。
・シャツは白無地でシワがない
・カフスは付けない
・時計はブランド物を避ける
・爪を切っておく
・ベルトは黒(ひび割れ・ヨレは確認)
革靴は死ぬほど磨いていけ!一瞬でご両親の心を掴むチャンス
革靴はストレートチップの黒。これ以外は考えなくてOK。
そしてその靴を、これでもかというくらいピカピカにして臨もう。
革靴の状態は、玄関からお邪魔するとき、失礼するとき、必ずご両親の目に留まる。できれば新品ではなく、使い古した革靴を磨いた方が「味が出たツヤ感」が感じられ、ご両親にも良い印象を与えられるはず。特にこの年代の方や、結果を残されてきた人ほど革靴を大事にされてきている。
ご両親はあなたの何を見ているのか
私にも小学校1年生の娘がいる。まだ小さいが、いつしかこういう日が来るんだろうなとは感じており、その日を思い浮かべると自然と涙が出てきたりもする。
そう思うと、結婚相手の男性には特別なことを求めているわけではなくて、「本当にこの娘を幸せにできるか、嘘をついていないか」という基本的なところしか見ていない。というか見る余裕もない。
挨拶に来ている時点で半分諦めているようなものなので、そこでお父さんの気持ちに応えるには「誠実性」をアピールするしかないのだ。それこそ言葉ではなく態度で、今出来ることを精一杯形にして示すしかない。